15人制ラグビーは、それぞれにポジションが決まっています。大きく分けると、スクラムを組む身体が大きめのFW(フォワード)と、高い身体能力で走り回るBK(バックス)で構成されています。
ラグビーの「華」とも言われるバックス、試合ではボールを持ってグラウンドを駆け回り、トライを演出します。
今回は、BK(バックス)の各ポジションの役割と求められる能力について、最後の動画をもとに詳しく解説していきます。
BKはゲームを作る花形ポジション
小さい体で相手を翻弄するずる賢いいたずらっ子 スクラムハーフ(SH)
9番をつけるスクラムハーフ、10番をつけるスタンドオフはハーフ団と呼ばれ、試合を司るポジションです。1番小柄な選手が多いですが、気が強くないとやっていけません。
相手の嫌がる事を考えて行動し、目線だけでも相手にストレスをかけプレーを操ることも出来ます。
チームメイトも憧れる頭脳とスキルを備えたゲームメーカー スタンドオフ(SO)
ゲーム展開を考えるポジション。頭を使って考えて、試合展開を判断してサインを出す役割を担います。高いゲーム理解度が求められるとともに、自分とチームメイトの特徴を活かすための動きが求められます。
FW並みのパッションで突進する欲張りボーイ センター(CTB)
12番・13番をつけるセンター。ボールを持ってパワフルに走ります。基本的にフィールドの真ん中に位置し、トライを狙ったり、タックルをしたり、またチャンスメイクをします。ほぼプレーに関わっていない事がないくらい常に動きます。
仲間が繋いでくれたボールを得点に変えるスペシャリスト ウィング(WTB)
11番・14番をつけるウイングは、なんと言ってもトライを生み出すスピードスターであること。ハイボールキャッチもあり、繋いできたボールを最後トライに持っていくためのトライの嗅覚が必要です。魅せるポジションであり、華があるポジションです。
離れた場所から皆を見守り最後を守るチームの守護神 フルバック(FB)
チームの1番後ろにいて、スペースを埋めながら走る最後の砦。相手のキックを処理する役割も担います。ゲームでは、タックル0回で終われると良いですが、デカい相手が抜けてきたら、最後のDFとして全力でぶつかります。パスも、ランも、キックもタックルも全てが出来るポジションです。
一人一人に役割があって、それを全うすることで勝利を手にする事が出来るラグビー。ポジションを深く知ることで、もっと観戦を楽しめますね!
それでは動画をご覧ください。