最近プロの試合をみていても、自陣から関係なくどんどんパスで繋いでいくシーンが増えました。ロングパスは、フォワードやバックス関係なく誰もが使える方がスキルです。
今回は、ロングパスが投げられるようになる練習や、その時に意識するポイントなどを最後の動画をもとに詳しく解説していきます。
めっちゃ伸びるスクリューパスを投げるための練習方法
身体のパワーを無駄なく伝えることが出来ると、筋力のない小中学生でもしっかりとロングパスを投げることができます。しっかり練習して身体の使い方をマスターしましょう!
片手スクリューパス
このトレーニングの目的は、手首のスナップを効かせて投げることです。手首のスナップを使えると、長い距離のパスを投げられるようになります。
2人1組で向かい合って立ちます。最初は5mくらいの距離からスタートし、徐々に広げていきます。ボールを横向きで手のひらに乗せて、ボーリングをするようなイメージで投げます。
この時、腕をしっかり引く事を意識して、投げる瞬間に手首と指をグッと曲げてボールを弾きます。初めは距離やコントロールを意識しなくて良いので、手首のスナップを使うことに集中しましょう。
手元でスクリュー
このトレーニングの目的は、とにかくボールの回転数を上げることです。回転数を上げる事で風の抵抗を減らし、さらにボールを遠くに投げる事ができます。
やり方は、立った状態からボールの先を上にして持ち、手元でスクリュー回転をかけていきます。投げる高さは気にしなくて良いので、回転数を上げる事だけを意識して行いましょう。
回転数を上げるコツは「手の使い方」です。
ボールの下側に来る手は、スナップを使う事を意識して、投げる瞬間に手首と指を自分の方にグッと曲げるイメージです。ボールの上側に来る手は、手首と親指を自分と反対側にグッと押し込む形で回転をかけます。
横向きパス
このトレーニングの目的は、上半身全体を使って無駄なく力を伝えることです。
2人1組で横並びになって、5mくらいの距離で立ちます。ボールを腰に構えた状態からスタートし、相手にボールを投げます。
上半身を上手く使ってパス出来ると、投げる時に上半身が回転して投げ終わった後に両腕の長さが揃います。
いかがでしょうか?ポイントを抑えて、今より遠くに飛ばすスクリューパスを投げられるようになりましょう!
それでは動画をご覧ください。