パナソニック硬式野球部は、40回以上日本選手権に出場し、2回の優勝を誇る関西の強豪。秋吉亮選手(日本ハムファイターズ)など数多くのプロ野球選手を輩出しています。
そんな強豪であるパナソニックの名手と言えば法兼駿選手。本記事では、社会人野球のトッププレーヤーの一人である法兼選手の守備の極意についてご紹介します!
守備の意識
ボールの右側から入るのではなく、脱力した左手のラインに打球を合わせることで、イレギュラーやハーフバウンドに対応できます。ボールの右側から入ることで、捕球する位置が右足付近になったり、見えないところになったりと不安定になってしまいます。
より多くの打球に対応するためにも、一度ボールの右側から入る意識を忘れて、脱力した左手のラインに打球を合わせて捕球しましょう!
グローブの意識
グローブを脱力した状態で下げておくことで、高めに跳ねたイレギュラーな打球への反応速度が上がりやすくなります。これはアウトにできる確率を上げ、予期せぬ打球にも反応できるようになるため、重要なポイントです。
足の意識
左足をフリーフット(地面に着かない)に保つことで、どんな打球にも自由に対応できることがポイント。これにより、自由に動きやすくなるとともに、素早い守備が可能になります。左足も脱力した状態でボールを待つことを意識しましょう!
一歩目のスタートの切り方
横の打球への反応を高めるために、一歩目で前に出すぎないことが重要です。守備範囲を広げ、さまざまな打球に対応するための大事なポイント。一歩目はやや前に出ることを練習に取り入れてみてください!
シングルで捕球するときの意識
ボールが飛んできた方向に顔を近づけ、反射を利用して捕球。メジャーリーグで主流の捕球方法で、効率的な捕球体勢と言えるでしょう。怖いと感じる選手も多いと思いますが、まずは緩い横方向のボールから試してみることがおすすめです。
今回ご紹介した守備の極意は、応用的な要素も多いため、守備の基礎を固めた状態で取り入れてみてください。
それでは動画をご覧ください。