サッカーにおいて、ボールタッチの基本といえばリフティング。相手がいなくても一人で手軽に出来る練習ですが、自分の思った方向にボールが飛ばないこともよくあります。リフティングの上達はトラップやドリブル技術の向上に繋がります。
今回は、サッカーを始めたばかりの子や、リフティングがまだ100回以上出ない選手たちに向けて「リフティングの練習方法とコツ」を最後の動画をもとに詳しく解説します。
簡単にしたワンバウンドリフティングからやろう!
足のいろんな所で蹴るリフティングがありますが、今回は、インステップでのリフティングについてです。これが、リフティングの基本になります。まずは利き足で出来る様になったら、反対足も何回かに一度タッチを入れていく形で使うようにしてみましょう。
- 手を使ったリフティング
まずは両手で持ったボールを落として、それをインステップで蹴って両手でキャッチすることを繰り返します。まずは1回キャッチのリフティングを10回やる事を目標にします。それができたら、これを2回蹴ってキャッチ、3回蹴ってキャッチと徐々に増やしていき、10回まで出来る様になったら次のステップへ進みます。
- ワンバウンドリフティング
ボールをワンバウンドさせながら続けてリフティングを行います。これも10回出来るようになってきたら、ワンバウンドさせて1、2回、ワンバウンドさせて1、2、3回と回数を増やしていく様に行います。これを目標100回にして、ミスすることなく100回できたら次のステップに進みます。
- ノーバウンドリフティング
最後は、ノーバウンドでリフティングを行います。ワンバウンドでもボールコントロールの感覚を掴める様になっているはずなので、目標100回にして行います。コレが出来る様になれば、ボールタッチの技術的には問題ないはずです。
リフティングを続けるための4つのコツ
練習方法について理解したら、次はリフティングのコツについて解説します。
- タッチした瞬間に膝を伸ばすこと
- つま先を上に向けすぎない
- 足首を固定しすぎない
- ボールの回転を意識する(無回転かバックスピンが理想)
1〜3番のコツを抑えておけば、結果的に無回転かバックスピンでのリフティングが出来ます。その点を抑えつつ、インステップで当たる足の甲の部分にしっかり当たる様に蹴る意識を持ちます。
リフティングで大切なこと
これらのポイントを抑えたうえで、一番大切なことは毎日少しづつでも良いから続けることです。もちろんリフティングでも他のことでも、何かをコツコツ続けることは、とても大変なことです。1日10分でも良いので続けていけば、きっと楽に出来る様になる時が来ます。
ぜひそこまで頑張り続ける気持ちを持ちましょう!
それでは動画をご覧ください。