FMVスポーツ

無駄になりやすい筋トレの順番|トレーニングの種類と順番の考え方 初心者向け 筋肥大 筋力アップ トップ選手をマネするな

無駄になりやすい筋トレの順番|トレーニングの種類と順番の考え方 初心者向け 筋肥大 筋力アップ トップ選手をマネするな

トレーニングをする際、種目や順番を意識していますか?トレーニングメニューは全てをやろうとするとキリがないので、厳選する必要があります。ジムの混雑状況によって多少変わることもありますが、効率よく結果を出すためにはトレーニング種目の順番はとても重要です。今回はトレーニング種目の順番について説明していきます。

トップ選手の筋トレ種目をマネするな

トレーニングメニュー等の情報は主にボディビルダー、特にトップ選手のものが目に入ると思います。それを鵜呑みにしてそのまま行うのはやめましょう。情報の偏りが発生してしまい、本当に自分に必要なものなのかわからなくなってしまうという現象が発生します。

基本的に、一般の方であれば1種目3セットとして3種目程度行えば十分であるといわれていますが、トップ選手は様々な筋肉を細かく作りこむ必要があるので種目数は多くなります。このような目的の違いからトップ選手をマネしても量が多くなり怪我に繋がってしまう恐れがありますので、ご自身の目的にあったレベルでメニューを選択するようにしましょう。

筋トレ種目の順番の決め方

基本的に種目と順番は固定した方がいいと考えています。理由としては、ある種目を1種目目に行うのか、3種目目に行うのかでは身体の疲労の状態、メンタルの状態は全く変わってしまいます。すると、フォームが安定しない、重量が安定しないといったことが発生してしまいます。なので、しばらくは種目、順番は変えず回数、重量を伸ばしていくように取り組みましょう。変えるタイミングとしては、回数や重量の停滞が続いたときは見直すようにしましょう。

一方、満遍なく鍛えることができていないと感じる方もいると思います。ある程度基本ができている人に関しては、柔軟に変えてもいいと思います。例えば背中のトレーニングでは1種目目で上から引く種目、2種目目で前から引く種目と取り組んでいたとすると、前から引く種目は重量などが下がってしまう可能性があります。なので1種目目に行う集中力を変えないという前提で1週間おきに変更しても問題はなく、むしろ効果的なケースもあります。

チーティングを使いやすい種目

胸のトレーニングで1種目目に、ケーブルクロスオーバーを行うのはおすすめできません。ケーブルクロスオーバーは身体が安定せずチーティングを使いやすい種目なので、ベンチプレスのように最大挙上重量を伸ばしたり、粘って挙上するといったことを正確に行うことは難しいからです。なので、どの部位でも1種目目はチーティングを行いにくい種目を選ぶようにしましょう。

トレーニングをする際の1種目目はとても重要だとわかります。トレーニングを継続しているとどうしてもモチベーションの低下や種目のマンネリを感じてしまいがちなので、よりよいトレーニングを行うために基本の順番をもとに定期的に見直してみてはいかがでしょうか。

参照元:【どう決める?】無駄になりやすい筋トレの順番とは?トレーニングの種類と順番の考え方【新・バズーカ岡田チャンネル】 #バズーカ岡田

ABOUT THE AUTHOR

パーソナルトレーナー横關裕二
国士舘大学体育学部卒業後、消防官として勤務する傍らボディビル競技を始める。トレーニングによる自身の成功体験からより多くの人へトレーニングの成功体験を伝えるためパーソナルトレーナーへ転身。
得意分野はボディメイク、ダイエット指導

ボディビル競技での入賞実績多数▼
2023年関東クラシックフィジーク選手権
オーバーオール優勝
2023年日本クラシックフィジーク選手権
175cm以下級 準優勝
クライアント様も入賞実績多数有り。

現役の競技者の為、常にアップデートされた自身の経験を活かした指導で最短での目標達成へのサポートをしている。
ライトなダイエットからコンテスト競技者まで年代は20代から60代まで幅広く対応。
ボディビル競技での日本代表として国際大会への出場を目指し日々トレーニングに励んでいる。
Return Top