サッカーでは、ボールを正確に遠くに飛ばせることはとても重要です。サイドチェンジの場面、ゴールキック、コーナーキック、どの場面でもスピードとコントロールが求められます。なかなか遠くに飛ばない、コントロールが出来ない子ども達も多いのではないのでしょうか？

本記事では、小学生でも出来る「ロングキックの蹴り方と練習法」についてご紹介します。サッカーを始めたばかりのお子様はもちろん、大人の方や指導者の方もぜひ参考にしてください！

ロングキックの基本は「力まず」

遠くに蹴りたい、という気持ちから力んでしまうシチュエーションを見かけます。力を伝えるためには、力まずに姿勢を正すことが必要です。

また、インサイドキックと同じで当てる場所も重要です。足の甲の内側でボールに強くインパクトしますが、人によってポイントが異なる場合がありますので、色々と試してみましょう。

ちゃんとポイントに当たれば、ボールは勝手に飛んでいきます。まずは、正確に蹴れるように「力まず、正確にインパクト」を心がけましょう。正確にインパクトするための練習方法を次に紹介します！

小学生でも出来るロングキック

ロングキックを蹴るためには、正しく強い力を伝える必要があります。以下のポイントをまずはチェックしてみましょう！

1. 助走の時に、背中が丸まっていたりしないか？
2. 助走からインパクトまで、余計な力が入っていないか？
3. 軸足をボールの横に置いているか？
4. 膝下の振り出しを意識しているか？

まずは、自分の蹴っている姿を動画で撮ってもらってチェックしてみるのもよいでしょう。

また、キックの練習をする時には、常に試合で使えるボールを意識して蹴ることが大切です。いくら遠くに蹴れても、高すぎるボールはDFに距離を詰められてしまいます。パスを受ける選手が、次のプレーをしやすい位置やボールスピードを使い分けられると理想です。

これらのポイントを抑えながら次の練習方法を試してみてください！

練習方法

やり方

• ・ノーバウンドで、ネットもしくは壁に届くように蹴る

ポイント

• ・正確に当てる事を意識して、1〜2歩の少ない助走で、最初は近い所から蹴る
• ・曲がらないように回転も意識する
• ・出来たら、少しずつ距離を伸ばしていく（高さはゴールポストを越えない）

スペースがあれば、小学生でも練習できる内容です。まずはゲーム感覚で取り入れてみても面白いかもしれませんね。ぜひ試してみてください。

それでは、動画をご覧ください。