
季節はすっかり秋!秋と言えば運動会!
運動会まで時間がなくても大丈夫です。腕振りや目線の使い方など、小さな意識で走りがガラッと変わります。本番で自分のベストを出すために、本稿ではこれだけは押さえて欲しいポイントをまとめました。是非参考にしてください。
腕振りを最後までしっかり!ゴールまで加速を止めない走り方
走っていると後半になるにつれて腕振りが弱くなりがち。でも腕は足の回転に連動しているため、振り続けることがスピード維持に直結します。
腕のスタート位置は目や鼻の前、振り下ろす位置は腰骨の横。決めた軌道を強く意識することで、余計な力が抜けて効率的に力を伝えられます。肘は伸ばしすぎず、コンパクトにたたむのがポイント。特に残り30mで大きな差がつくので、最後までしっかり振り続けましょう!
目線を変えるだけで走りが変わる!前半は地面 後半はゴールへ
走りのエキスパートは、走りの段階に応じて使う筋肉や力の向きを変えています。難しく感じますが、実は「目線」を変えるだけでも理想に近づけるんです。
スタートして最初の10歩は、斜め45度くらい下を見て地面に力を加えやすくします。そして加速したら、11歩目以降はグッと前を見る。直線ならゴールの一点に焦点を絞ると、余計なブレが消えてスピードが乗ります。これだけで加速と維持がスムーズになり、本番でも即効果アリ!
絶対差がつく!スタート位置の整え方と姿勢
砂やじゃりの校庭は、滑ってケガをしないよう“わざと滑りやすい”状態になっています。そのまま強い力で蹴ると滑ってしまうため、スタート位置の前側の砂利を少しどけてグリップをつけておきましょう。
また、スタートの姿勢も重要ポイント。重心が後ろに下がると出遅れやすくなるので、顔がラインより前に出る位置で後ろ足を引くと、初動がグッと速くなります。たった20cmの差が勝負を左右することも!
運動会は順位だけがすべてではありません。「自分のベストを出せた!」という成功体験が、子どもにとって大きな財産になります。
この3つのポイントは、直前でも確実に効果を感じられるものばかり!腕振り、目線、スタート位置と姿勢。できることからすぐに試して、練習の成果や自信を本番でしっかり発揮しましょう。「よく頑張った!」と言える運動会になりますように!





