緊張していたり不安があったりすると、無意識に呼吸が浅くなり、睡眠の質に悪影響を与えてしまいます。
そんなときは、ヨガの腹式呼吸でリラックスしてみませんか。
深い呼吸をマスターすれば、体も自然と安眠モードに入りやすくなるはずですよ。
腹式呼吸で期待できる効果
深くゆったりとした呼吸は、気持ちをリラックスさせる副交感神経を優位にします。
したがって、体の緊張もほどけ、安眠効果も高まることが期待できるでしょう。
また、新鮮な酸素をたっぷりと体内に取り入れるため、手足の末端すみずみに血液が巡り、冷えの改善も期待できます。
いざ、チャレンジ!
動画引用元:眠れる呼吸をあなたに🌙* 腹式呼吸
- 仰向けになります。
脚は腰幅より少し広く開き、両腕も体側に投げ出して、手のひらは天井に向けましょう。
わきの下に少し空間を開けておくと、首や肩に余分な力が入らないため、おすすめです。 - 鼻から息を吸い、お腹の下の方までたっぷりと空気を満たすように膨らませていきます。
十分に吸い込んだら、今度はお腹がペタンコになるまで深く吐きだしてください。 - 次に、片方の手のひらをお腹の上に乗せて、同じように呼吸をしてみましょう。
手を乗せて行うことで、お腹のぬくもりを感じ、幸福感を味わえたり、呼吸によるお腹の動きを実感しやすくなったります。
これを数セット繰り返し、心と体をゆったりとくつろがせていきましょう。
効果を高めるポイント
より深いリラクゼーション効果を得るために、ゆっくりと呼吸のペースを落としていきましょう。
目安としては、1分間に4呼吸程度を目指すのがおすすめですが、慣れるまでは無理のない範囲で行ってください。
また、回数を重ねて慣れてきたら、吐く息が吸う息の倍の長さになるように意識してみてください。
より副交感神経が優位になるため、安眠効果アップが期待できますよ。
ヨガには様々なポーズがありますが、まずはこうした基本の呼吸法から習得してみてはいかがでしょうか。
腹式呼吸は、あなたが想像する以上に、心と体に恩恵をもたらしてくれるはずですよ。