暖かくなってくると、外で運動したい欲が出てきますよね。そんな時に誰でもすぐ始められるのが、「ランニング」。器具は必要なく、動きも難しくない!最近では、街中でもたくさんのランナーを見かけますね。
さて、そんなランナーを見ると、走り方だけで、初心者か上級者か、なんとなく見分けがつきそうな気がしますよね。ただ「走る」という動作ですが、コツのようなものがあります。
ランニングをする目的も人それぞれだと思いますが、どうせ走るなら格好よく速く走りたい!動きの無駄をなくして、より楽に速く長く走れるように、姿勢や練習方法についてお話します。
骨盤と股関節を区別して考える
「骨盤」って言われて、形を想像することはできますか?ご自分の骨盤がどこにあるか、触れますか?よく混同して考えられていると感じるのは、「股関節」。「股関節の可動域」という文言をどこかで聞いたことがある方も多いと思いますが、こちらは「関節」なので、運動時の身体の使い方をよくすう際に注目される部位です。
ただ、「骨盤」と「股関節」はもちろん別物です。別々に動きます。この2つを一緒に動かすイメージがあると、なかなかパフォーマンスは上がりません。まずは、骨盤と股関節がどこを指すのか、頭の中でイメージできるようにしていきましょう!
同じ練習でも、身体への意識で効果や反応は変わります。より効率よく練習するためには、具体的なイメージが大事!なんとなくではなく、しっかり頭の中で絵が思い浮かぶように、まずは自分の身体を知るところからスタートしてみてはいかがでしょうか。
骨盤を動かしている意識
今まで「骨盤を動かそう!」としたことはありますか?骨盤も動きます。「反り腰」の方は「骨盤の前傾」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんね。骨盤は前傾以外にも、後傾、片方を上に持ち上げる側方傾斜、動画の中にも出てくる捻じる方向に動きます。
身体は動かしたことがない動きは基本的には出来ません。というより、感覚がありません。どこをどう動かしていいのかが分からない、そんな状態になります。逆に言うと、意識して動かし続けていると、感覚が出てきて、スムーズに動かせるようになります。
はじめは何をしているのか分からないかもしれませんが、まずは捻じる動きにチャレンジしてみましょう!感覚が出てくると、不思議と体型も変わりますよ♪一石二鳥ですね♪
上半身と下半身の連動
何も考えずに歩いていても、基本的に右足が前に出ている時、左腕が前に出ます。反対に左足が前に出ている時、右腕が前に出ます。これを逆にした時、右足と右腕を同時に前に出した時、なんか気持ち悪くなりませんか?これが「連動」と呼ばれるものです。
身体には、自然と動く、気持ち良い動かし方があります。その動かし方が出来た時、無駄な力は使わず、楽に大きく素早く身体を動かすことが出来ます。
そして、「肩甲骨」と「骨盤」は連動すると言われています。メジャーリーガー大谷翔平選手の足の速さは、肩甲骨の柔らかさからきているという書籍もありました。
上半身と下半身はそれぞれを意識して動かすのではなく、どちらかを意識して動かすと、もう一方は勝手に動きます。練習をして、勝手に動く感覚を養っていきましょう!
それでは動画をご覧下さい!