連日のオフィスワークで肩も背中もガチガチ、足も何だかむくんできたかも…。
そんな体の不調にお悩みの方は、鶴のポーズを毎日の習慣に取り入れましょう。
体が気持ちよく伸びることで血液循環も良くなり、あらゆる不調をリセットできますよ!
鶴のポーズのやり方
鶴のポーズは、体の側面とハムストリング(太ももの裏側)を伸ばす「パールシュヴォッターナーサナ」と、両足を持ち上げて腕でバランスを取る「バカ(ア)ーサナ」の2種類があります。
今回は、パールシュヴォッターナーサナのやり方をご紹介します。
- マットの上に片足を後ろに引いた状態で立つ
足をそろえた状態から片足を後ろに引き、前後の幅1.5m程度を目安に開きます。
両手は腰に当て、重心が前と後ろ1:1になるよう意識しながら腰を正面に向けます。
後ろの足先は45度の角度になるよう、外側に開いてください。 - 背中で腕を組んだ状態で上体を前屈させる
腕を背中に伸ばして両肘を組み、息を吸いながら背筋を伸ばします。
息を吐きながら、お腹と足の付け根が近づくように上体を前屈させます。
痛気持ちいいところまできたら、上体を倒すのをストップさせます。 - 30秒ほどポーズをキープし、最初の立ちポーズに戻る
体とハムストリングの伸びを感じながら深い呼吸を繰り返し、30秒ほど上体を倒したポーズをキープします。
息を吸いながら状態を起こし、吐く息で組んでいた両腕を解きます。 - 後ろに引く足を変え、1~3の流れを繰り返します。
鶴のポーズを行う際のポイント・注意点
上体を前屈させる際は、背中が丸まったり胸が縮こまったりしないよう、両足でしっかりマットを踏みしめ、骨盤がずれないように体をしっかり固定させることが重要です。
体がぐらついてしまう方は、両手を組まずに床の上に置いても大丈夫です。
また、肩や背中、足にかかる負担が大きいポーズなので、背中周辺に故障のある方や、高血圧の方はポーズを取るのを控えてください。
鶴のポーズで得られる効果
鶴のポーズを毎日続けることで、以下の効果を期待できます。
- 肩こり・背中の痛みの緩和
- 足(ハムストリング)の引き締め・柔軟性アップ
- 体幹・バランス感覚の強化・向上
- 内臓・腹部組織の活性・正常化
また、仕事や勉強の合間にこのポーズを取り入れることで、集中力や生産性アップの効果も期待できるといわれています。
1回5分程度で構わないので、休憩中のストレッチとして取り入れてみると良いでしょう。
鶴のポーズを毎日行うことで、運動不足で凝り固まった足や体を、気持ちよくほぐしましょう。
体をリフレッシュしたい方や仕事の効率をアップさせたい方は、ぜひ実践してみてください!
下記にわかりやすく解説されている動画がありますので、ぜひご覧ください。
動画引用元:美脚効果もあるヨガ【鶴のポーズ】太ももの裏側を気持ちよく伸ばす!【YMC】
ライター名:miya270
【参考サイト】
わき腹を強く伸ばすポーズのやり方&効果|肩こりへのアプローチ力が大きい!
伸ばして脚を強くするツルのポーズ