忙しい毎日、「夜になっても疲れが取れないし、寝つきもあまりよくない」という状態になることがありますよね。
そこで今回は、体をほぐして休息モードにシフトチェンジする、「仰向けでねじるポーズ」をご紹介します。
このポーズがもたらす効果
このポーズでは、仰向けになり両脚を深く絡めて左右に倒す、という動作を行います。
このポーズをすることで期待できる効果は、以下のとおりです。
- 下半身全体のスッキリ感
仰向けの状態で左右の脚をしっかり絡ませることにより、関節周辺のストレッチ効果、ふくらはぎのマッサージ効果が期待でき、むくみの解消やスッキリ感をもたらしてくれるでしょう。
横たわって行うため、重力から脚が解放された状態となり、特に普段立ち仕事をしている方にはおすすめです。 - ゆがみの調整
ウエストを中心に体を左右にねじるため、日常生活の中でついてしまいやすい左右差や、重心の偏り解消に効果的です。
それではいざ実践!
- 仰向けに寝て両手を左右にのばし、両膝を9度の角度に曲げて、床から持ち上げます。
- 足を組むようにして右脚を左の腿の上にかけます。
そしてさらにもうひとねじり。
右足首を左足首へと絡めていきましょう。
ここで息を吸います。 - 息を深く吐きながら、両脚を左の床へと倒していきます。
右の腰回りが気持ちよくのびている感覚があればOKです。 - 呼吸を繰り返します。
吸うときに背筋をのばし、吐き出すときに右の肩甲骨と脚が少しずつ床に下りていくように意識するとよいでしょう。
このとき、顔は右側に向けてください。 - 戻るときは、息を吸いながら脚を元の位置に起こし、吐きながら両脚をほどいてリラックスします。
以上のプロセスで、反対側も同じように行いましょう。
ポイントは、”深い呼吸”です。
呼吸は、吐くときに副交感神経が優位になるため、ゆったりと深く吐きだすことを意識してみると、より深いくつろぎを体感できるでしょう。
体を「休息モード」に持っていくことで、よい眠りへと導きたいですね。
いつも元気で美しくいられるように、今夜からぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
下記に詳しく解説されている動画がありますので、ぜひご覧ください。
動画引用元:夜活ヨガ「仰向けでねじるポーズ」