忙しい毎日、心身には様々なストレスがかかるもの。
そこで今回は「ちょっと疲れたな」と感じたとき、手軽にできて効果が高いと言われている「478呼吸法」をご紹介します。
ぜひ覚えて日常生活に役立ててみてくださいね。
「478呼吸法」で期待できる効果
「478呼吸法」はその名のとおり、「4秒吸って、7秒止めて、8秒で吐き切る」呼吸法のことをいいます。
ゆったりとしたペースで行うことで心拍数も安定し、結果として心身がくつろいだ状態になるという効果が期待できます。
また、自分の呼吸の数を数えることで意識が自然と呼吸に集中するため、思考の乱れが静まり、脳のリラックスももたらしてくれるでしょう。
パニックになりやすい方や、緊張しやすい方、眠りが浅い方にもおすすめです。
いざ、チャレンジ!
- リラックスできる静かな環境で、楽な座法で座ります。
背筋を軽く引き上げ、手はてのひらを上にして、腿や膝の上に乗せておくと肩の力が抜けてよいですね。
できれば、服装も締め付け感の少ないものを選んでください。 - 鼻から4秒かけてたっぷりと息を吸い込みます。
- 7秒間、止めましょう。体内にエネルギーが満ちていくイメージで。
- 8秒間かけて、口から細く「ふーっ」と吐き切ります。
- 上記プロセス1~4を、4セットほど繰り返してみましょう。
効果を高めるポイント
普段の生活の中ではあまりすることのないスローペースな呼吸ですので、慣れるまでは頭が少しクラクラしたような感覚になってしまうこともあるようです。
まずは無理をせず、続けられるセット数でチャレンジして、徐々に4~8セット程度に増やすのがよいでしょう。
特におすすめなのは、朝の起床時、そして夜の就寝前に習慣化して行うこと。
一日の始まりと終わりに新鮮な酸素をたっぷりと体に取り込んで、心身をリフレッシュさせてみてください。
心と体の疲れを優しくいたわってくれる「478呼吸法」。
やり方をマスターしておくことで、心身の緊張をほどく手助けになるでしょう。
健やかな毎日のために、ぜひ実践してみてくださいね。
下記にわかりやすく解説されている動画がありますので、ぜひご覧ください。