よくウォーミングアップとして取り入れられる練習がトスバッティング(またはペッパーとも呼びます)ですね。筆者的はこのトスバッティングはとても重要な練習だと位置付けており、身体慣らし感覚で取り組んで欲しくない練習の一つだと思います。目的意識を高く持ってトスバッティングを取り組むと、非常に効果的な練習につながると思います。
筆者はトスバッティングについては、以下の事を強く意識して取り組んでました。
・常にバットの芯でとらえる
・どんなコースでもピッチャーにワンバウンドで返す
という2つです。
相当コントロールの良いピッチャーと組んだ場合は、ボールのバラつきは少ないですが、大抵の場合ボールがバラつき、外に大きく外れたり、突然内角へ投げられたりします。そんな時でも、バットの芯にしっかり当てる意識でやれば、バットコントロールは磨かれます。内角の時はどう腕をたためば芯に当てることができるのか、など。また、ピッチャーへワンバウンドに返すためには、ミートポイントを一定に保ち、いつもと同じポイントで打つ必要があります。センター返し、ピッチャー返しは基本なので、真っ直ぐ打ち返すためにはどのポイントで打てば良いのか、というのも磨かれます。
今回、紹介する動画はトスバッティングのやり方をレクチャーしている動画です。詳しいやり方については、動画をアップされた方のブログに掲載されているやり方が非常に分かりやすいです。
<やり方>
1.まず、ミート時の姿勢をつくる
2.腰の向きを変えないで足を揃える
3.腰の僅かな動きと体幹の“割れ”で肩を入れてから
4.胸とおへそが共に投げ手に向いた状態でミートする
5.膝は軽く曲げてスイングに合わせて体重を右足から左足へ移す記事引用元:ペッパー(トスバッティング)
以上のやり方になります。その他にも色々と分かりやすく解説されてますので、ぜひ記事をご覧ください。
繰り返しになりますが、トスバッティングをアップレベルの練習にせずに、ミート力向上、ミートポイント確認のための練習にして、より効果的な練習に結びつけて欲しいと思います。
動画引用元:ペッパー(トスバッティング)