先日、筆者も歩きながらの素振りと歩きながらのティーバッティングをやってみましたが、軸足にしっかりと体重が乗っている感覚が残った状態でスイングしやすいと感じました。身体が前に突っ込むことなく、体重が乗ったスイングをすることができました。なので軸足にしっかりと体重が乗ったタメができず、体重が早い段階で前に乗ってしまい、身体全体が突っ込んでしまう選手にオススメの練習です。
練習内容は、右打者の場合は、左足→右足とステップを踏んだあとに、左足をゆっくり上げつつ軸足に体重が乗っている感覚を感じながらティーバッティングを行います。
この練習のポイントは、
・最初に左足→右足と踏み出しますが、この時に右打者の場合は左側(前の方)に体重が乗らないようにすること
・歩くスピードはゆっくりと、体重が今どこに残っているのか意識しながら歩くこと
・左足を踏み出したときは、左足の膝やつま先が外に開かないことを意識すること
の3点がポイントになります。
筆者の場合は、前にステップをしている時でも軸足に体重が乗っている意識を高め、左足を踏み出す時は、左足の内転筋を意識して「内側に力をためる」イメージで踏み出してました。すごく考えながら行う練習になります。
また、軽快なステップでサッサッと歩いて行うと、ただ動きながらスイングするだけになってしまいがちなので、歩くスピードはゆっくりと、体重が乗っている位置を確認しながら行うと良いです。特に最後のステップであるスイング前の2回目の左足を上げる時は、軸足に体重がしっかりと乗っかり、前に突っ込んでいないか確認しながらスイングすると良いでしょう。
では動画を参考に実践してみてください。
動画引用元:【桐蔭学園】歩いて打つティーバッティング