腰痛の原因にもなりかねない、“反り腰”。
日頃から高いヒールの靴を履くことが多い方は、つま先立ちで骨盤が前傾した状態となるため、とくに注意が必要です。
そこで今回は、骨盤の位置を調整し、症状を緩和するポーズをご紹介します!
反り腰改善ヨガがもたらす効果
反り腰改善ヨガを行い、本来の正しい姿勢に戻し、腰や腿への負担を軽減しましょう。
正しい姿勢は、そのまま無駄のない機能的な動作へとつながり、腰痛の予防にも役立ちます。
また、ポッコリお腹解消効果も期待できますよ。
いざ、チャレンジ!
1.仰向けに寝て骨盤位置調整
- 仰向けになり、脚を腰幅程度に開いたら、両膝を立てます。
- 息を吸いながら尾骨を床から少し持ち上げ、腰と床の間の隙間をつぶすようにします。
戻るときは息を吐きながら尾骨を床に下ろしましょう。 - 次に、両脚を伸ばしたところから右膝を両手で抱え、息を吐きながら胸にできるだけ引き寄せ、息を吸いながら右膝を外側から回すようにして戻します。
- 今度は、右膝を曲げつま先を右のお尻の横に手で引き寄せ、腿の付け根から膝にかけてよく伸ばしましょう。
- 上記(2)~(4)を左側でも行い、その後、両膝を胸の前で抱えて腰を伸ばして終了です。
2.ねじりと前屈で仕上げ
骨盤調整を終えたら、仕上げとして、あぐらの状態から上半身を後ろへねじるエクササイズや、背中を丸めて行う前屈運動を行いましょう。
骨盤周りの筋肉をあらゆる方向に動かすことで歪みが軽減され、スッキリします。
効果を高めるポイント
反り腰を改善するには、普段から体幹をしっかりと鍛えておくことが大切です。
したがって、バランスエクササイズや腹筋・背筋のトレーニングなど、体のコア部分に効く運動をあわせて行うことで、より高い効果が期待できるでしょう。
各ポーズのセット数は、無理せず自分のペースで取り組める回数でチャレンジすることをおすすめします。
コツコツ続けて、美姿勢を手に入れましょう!