卓球をする上で、なにかひとつ得意とする「強み」をもっておくことは大切ですよね。
今回はその中でも、吉村真晴選手が得意としている世界トップクラスの『アップダウンサーブ』についてご紹介していきます。
世界トップクラスの「アップダウンサーブ」
ITTF世界ランキング最高15位の記録をもつ吉村真晴選手。
2019年には、張本智和選手の代理で石川佳純選手との混合ダブルスに出場し、銀メダルという快挙を果たしました。
今後注目の選手のひとりで、彼が繰り広げる「アップダウンサーブ」は世界トップクラスであるともいわれてます。
そんな吉村真晴選手のアップダウンサーブをマスターするための、特徴やポイントを見ていきましょう。
ポイントと特徴
吉村真晴選手のアップダウンサーブは、回転がわかりにくいという特徴があります。
上回転も下回転も同じフォームから出されるので、どんな回転が来るのかが予想しにくく、相手を混乱に導きます。
アップダウンサーブの「アップサーブ」は、上回転のことを意味します。
逆にダウンサーブは下回転のことを意味しています。
アップサーブでは、ラケットにボールが当たってから、ひねるようにラケットがボールの上を擦っています。
それに比べて、ダウンサーブでは、先にひねっておいてからボールの下を擦るようなイメージです。
どちらもフォームは同じですが、ボールの当たる位置だけを変えて回転に変化をもたせています。
同じフォームをしているので、相手側から見ると上回転と下回転の区別をつけることが難しく、レシーブミスや、自分の三球攻撃のチャンスへとつなげることができるのです。
以下の動画も確認してみてください。
動画引用元:吉村真晴選手から学ぼう。世界クラスの「アップダウンサーブ」のポイント/スポーツナビDo
まとめ
吉村真晴選手の「アップダウンサーブ」は、自身も一番の自信があるサーブといっており、サーブをマスターすることでより強い選手になれるといっています。
上回転と下回転と言う真逆の球で相手を混乱させて、試合を自分の有利な展開へと持ち込みましょう。
この機会に、吉村真晴選手の「アップダウンサーブ」を習得してみてはいかがでしょうか?