バスケットボールのジャンプ力は、プレーヤーが優れたスキルや競技力を発揮する上で重要な要素です。高いジャンプ力を持つことで、リバウンドやブロック、シュートなどのプレーの質が大きく変わります。
日々のトレーニングももちろん重要ですが、試合や練習前のウォーミングアップを工夫することで、ジャンプ力を向上させることができます。今回は、ジャンプ力を上げるウォーミングアップをご紹介します。
大きな筋肉を活性化させる
ジャンプ力を上げるためには、大きな筋肉を最大限動かせる状態を作ることが重要です。特に、お尻や太ももの状態がジャンプ力に大きく影響します。
そのためのメニューとしておすすめなのが、足を肩幅より広く開き、お尻を膝小僧と同じ位置まで下げる動作です。(動画3:09〜)腹部に力を入れながら、お尻と太ももに意識を向けます。お尻を下げた位置から、小刻みにゆらゆらと上下させる動作を、10〜20回続けます。
また、お尻を下げた姿勢で、前後に歩くメニューも同様に下半身の大きな筋肉を活性化させることに効果的です。
ふくらはぎの筋肉を使ってジャンプする
次に、ジャンプ力をアップさせるためにふくらはぎの筋肉に刺激を与えるメニューを紹介します。まずは、足を肩幅くらいに広げ、足は曲げずに伸ばしたままで連続でジャンプします。つま先と腕の動きを使い、20回程度ジャンプします。(動画4:50〜)
このメニューを行うことで、身体全体をあたためたり、いざジャンプする時にふくらはぎの筋肉を効果的に使うことができます。また、連続でのスクワットジャンプも効果的です。
日頃のトレーニングに加えて、練習や試合前に上記のウォーミングアップを実践することで、自分のジャンプ力を最大限発揮できるようになります。
ぜひ、明日からバスケットボールを行う前に、今回ご紹介したお尻、太もも、ふくらはぎを最大限活性化させるメニューをウォーミングアップに取り入れてみてください!