バスケットボールにおいてフリースローは勝敗を決める重要なプレーです。しかし、プレッシャーもかかるため、苦手意識を抱く選手も少なくありません。
フリースローを安定して成功させるためには、どんなことを意識し、どんな練習をすれば良いのでしょうか?本記事では、フリースローの成功確率が上がり、苦手克服につながる練習方法を紹介します。
リングに向かって打つ意識をなくす
フリースローを成功させるためには、まずリングに向かって打つ意識をなくすことが大事です。直線的にリングに向かって打つのではなく、ボールが弧を描いて上からリングに入るイメージを持つと良いでしょう。
直線的な軌道のシュートよりも、ボールが弧を描き、リングを通過する角度のシュートの方が、ゴールに入る確率が上がるからです。このイメージを心に留めて、弧を描きやすいシュートモーションを練習しましょう。
まずはボードの上側に当てる練習で意識づけ
リングに向かって打つ意識をなくし、弧を描くような成功確率の高いシュート軌道を習得するために、まずはボードにボールを当てる練習から始めてみましょう。リングのない左右どちらかの位置に立ち、ボードの4分の1の上側にボールが当たるようにすることを目指します。
これにより、リングという概念を一旦忘れ、ボールを上にシュートする意識を身につけることができます。この意識を基にして、次にフリースローの練習を行い、ボールが弧を描いてリングに入るという動きを体に覚えさせましょう。
フリースローは単純ながらも成功させるためにはテクニックと心理的な安定が求められます。リングに向かって打つという一般的なイメージを捨て、弧を描いてボールがリングに入るイメージを持つこと、そのためにまずはボードを使った練習から始めることで、苦手意識を克服することが可能です。
頑張って練習を重ねて、自信を持ってフリースローに臨みましょう。それでは動画をご覧ください。