サッカーのパフォーマンスに直結してくる道具であり、プレイ中に自分の足を支えてくれるギアはサッカーシューズです。サッカーシューズはデザインや色だけで選ぶのではなく、自分の足に合ってるかを第一に考えて選んでいくことが必要です。
そのために、ネットで買うのではなく実際にお店で試着してから購入する事を強くお勧めします。
今回は、自分の足に合うサッカーシューズの選び方について最後の動画をもとに解説していきます。
選び方のポイントを解説
①お店に持参するもの
- 愛用のサッカーソックス
- 愛用のインソール
普段着に合わせる靴下で良いのでは?と考えている方も多いかもしれません。普通のソックスとサッカーソックスだと、生地の厚さや肌触りが異なり、実際グラウンドで新品の靴を履いた時にサイズ感に微妙な違和感を感じたりすることもあります。
そのため、いつも自分が使っている、もしくは使う予定のソックスと合わせて試着する事が良いスパイクを選ぶためには大切です。
②靴紐をちゃんと緩める
靴紐を緩めなかったり一部だけ緩めるパターンもやめましょう。足を入れにくく、無理に履く事で靴が痛んでしまう事はもちろん、自分の足へのフィッティングに影響があります。
③足入れ後のカカト、トントン
スパイクのヒールと自分のカカトを合わせるために、カカトで軽く地面を叩くようにトントンします。シュータンがある靴であれば、この段階で靴の中央に合わせるようにしてフィット感を確認します。
④いよいよ靴紐を締める
より締め付け感を強くしたい方は「カカトを地面につけてつま先を上げた状態」で紐を締めていきます。逆に、適度な締め付けでOKと言う方は、足裏全体を地面につけた状態で紐を締めると良いでしょう。
⑤必ず両足試着する
人それぞれ、左右で足の長さや横幅、高さが違う場合もあります。両足ともしっかり試着する事で、そのスパイクが合うか確認出来ます。
そして、店員さんに声をかけた上で足踏みや歩いてみるようにします。
- 痛みや変な圧迫感はないか?
- つま先、カカトに隙間が空きすぎてないか?キツすぎないか?
- 足屈曲時の追従性に違和感はないか?
- 屈曲位置が自分の足にあっているか?
- スタッドからの突き上げ感は大丈夫か?
動いている中で、これらが気になるかを確認して購入する事をお勧めします。
これだけやっていても、全力で動いている時に違和感が出てしまう事もあります。しかし、確認して買うのか否かで、そのリスクは最小限にできる事を考えると、手間を惜しむべきではないと思います。
そして、商品を試着していると言う感覚で丁寧に扱う事もサッカー選手として試着の際には大切にしたいですね。
道具選びもサッカー技術やケガ防止に繋がります。ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは、動画をご覧ください。