今回は私が大好きな呼吸法をご紹介します。片鼻呼吸法は、サンスクリット語では「ナーディーショーダナ」という名前がついています。この呼吸法は名前の通り、片方の鼻で息を吸い片方の鼻から息を吐いていくということを繰り返し行っていく呼吸法です。
どうしてこの呼吸法が好きかというと、頭の中がとにかくスッキリする!という理由。日々の仕事や家のこと、何かと考えることが多く、気がつくと頭の中がごちゃごちゃになっていることも。そんな時はやりたいこともサクサク進まなかったり、自分の直感も鈍ります。頭の中が忙しいな、、頭の中を一度整理した方がいいな、、そんな時にやりたくなります。そして、やった後は頭の中のぐちゃぐちゃが嘘のようにスッキリするのです。
ヨガでは左鼻が陰のエネルギーの通り道、右鼻が陽のエネルギーの通り道と言われています。陰陽のバランスをとってくれる呼吸法なのです。
自律神経の観点から見ると、右鼻での呼吸は交感神経が優位に働き、左鼻での呼吸は副交感神経が優位に働くと言われています。
慣れるまでは大変かもしれませんが、本当に頭の中がスッキリする呼吸法なので忙しい方にはぜひトライしてもらいたいと思います。
片鼻呼吸法の効果
- ・リラックス効果
- ・ストレス解消
- ・自律神経のバランスを整える
- ・睡眠改善
片鼻呼吸法のやり方
- 1.背中を伸ばして座る
- 2.手を膝にのせる
- 3.右手の人差し指と中指をたて眉間にあて、親指は右の鼻の穴の上、薬指と小指は左の鼻の上
- 4.目を閉じる
- 5.息を両鼻からはく
- 6.右の鼻を親指で押さえ左の鼻から息を吸う
- 7.両鼻を押さえ息を止める
- 8.右の鼻から息をはく
- 9.右の鼻から吸う
- 10.両鼻を止める
- 11.左の鼻から吐く
- 12.左の鼻から吸う
- 13.両鼻止める
- 14.繰り返す
ポイントと注意点
呼吸をするカウントは吸うと吐くが同じ長さでまずは慣れていきましょう。例えば、1,2,3,4で吸って1,2,3,4で吐くなど。
慣れてきたら今度は吐く方の長さを倍にしてみましょう。1,2,3,4で吸って1,2,3,4,5,6,7,8で吐くなど。集中力も増してきます。鼻が詰まっていて呼吸が苦しい時は、無理せずできる範囲で行いましょう。
心地よい環境(快適な温度で好きな香りを炊くなど)を整えてから片鼻呼吸法を楽しんでください!
ヨガの「 片鼻呼吸法 」で 自律神経 を整え、忙しい私の心身と向き合う【おうちでYOGA LESSON #1】|kufura [クフラ]