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山本由伸投手 3年連続四冠達成!日本を代表するエースの投球フォームを分析 クイック気味のすり足投法に改造|オリックスバファローズ ピッチングフォーム

山本由伸投手 3年連続四冠達成!日本を代表するエースの投球フォームを分析 クイック気味のすり足投法に改造|オリックスバファローズ ピッチングフォーム

2023年プロ野球パ・リーグでリーグ優勝を果たしたオリックスバファローズ。2位に14.5ゲーム差をつける独走優勝でした。オリックスバファローズのエース右腕と言えば一番最初に山本由伸投手を思い浮かべる人も多いでしょう。山本投手の今季の成績は、16勝、防御率1.21、奪三振169、勝率.727といずれもパ・リーグトップの成績。前人未踏の3年連続四冠を達成しました。

山本投手は、9月9日のロッテ戦で82年ぶりとなる2年連続ノーヒットノーランを達成するなど、今季のレギュラーシーズンも安定したピッチングで、リーグ優勝に大きく貢献しました。本記事では、そんな山本投手のピッチングフォームについて解説します。はじめに、山本投手のピッチングをご覧ください!

参照元:オリックス・山本由伸投手2023年Ver【スローで見るプロのピッチングフォーム】

クイック気味のフォーム

山本投手は今シーズンからすり足のようなクイック気味のモーションを取り入れたフォームに変更しました。一見投げ急ぎのように見えることもありますが、少ないシンプルな動きでしっかりと体重移動を行えていることがうかがえます。

クイック投法の弱点として球速が落ちるということが挙げられますが、山本投手の球速は落ちておらず制球力も問題ない状態に仕上げられています。ブラッシュアップされた山本投手の投げ方は、無駄な部分を全て省いたピッチングフォームと言えるでしょう。

軸足から前足への体重移動が速い

多くの投手は、軸足にしっかりと体重を乗せるために、軸足だけで立ってから投げる動作へ移行する投げ方を取り入れています。一方で山本投手は、軸足でしっかりと立つ、という投げ方ではなくてキャッチャー方向への意識が強く流れるように投球動作が進んでいく投げ方を取り入れています。

山本投手曰く、上半身が力むと下半身の感覚が消えてしまうということもあり、下半身主導で上半身も引っ張られるイメージで投げているそうです。このときに上半身が遅れてしまったり、前に突っ込みすぎたりしてしまうと投球フォームが崩れてしまうため、キャッチボールから体重移動を確認する作業を行っていることが動画からもうかがえます。

クイックや投球フォームに課題を持っている選手は、体重移動などを参考にしてみることもおすすめです。それでは動画をご覧ください。

参照元:山本由伸のすり足投法。本人に投げ方を聞いてみた。

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後藤諒子
野球歴16年、ソフトボール歴6年。
経歴▼
全日本大学女子野球選手権大会:準優勝
全国高等学校女子ソフトボール選抜大会:出場
国民体育大会ソフトボール群馬県代表
野球の現役時代は1番ショート、ソフトボールでは1番セカンドを担っていました。好きな野球選手は、アライバの井端弘和選手です!指導者として子どもたちに野球の魅力を伝えるため、未就学児や小学生向けの野球教室に携わらせていただいていました。中学・高校の保健体育の教員免許も取得。現在は1児の母として女子野球や草野球に参加している。
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