イマイチ滑りながら、スキー板をコントロール出来ない。そのような悩みを持っている方いませんか?それは、体重のかける位置とスキー板に乗っているポジションが原因かもしれません。
本記事では、誰も教えてくれなかった「正しく強く踏むための基本」について、最後の動画をもとに詳しく解説していきます。
もう一歩上を目指していきたい方は、ぜひこの基本を押さえておきましょう!
外足を身体の前で使って、かかとで押す(動画6:30〜)
正しい力の使い方が出来れば、エネルギーの無駄使いが減り、効率よく力を発揮することが出来ます。では、どのようなポイントに注意したら良いのでしょうか?
ポイントは2つあります。
- 足が体の前で自由に動かせること
ターン中の外脚が内脚よりも後ろにあると、外脚が前に出るまでに時間がかかり、力の効率が悪くなります。
軸足(内脚)の外側アーチ(小指の付け根とかかとを結んだ線)で身体を支える事で姿勢が安定し、外脚が身体の前で動かせるようになります。 - 強い力が使えること
母指球に力を入れて踏む動きではなく、ブーツのカカトをしっかり押さえて腰を入れる「押すコントロール」が必要です。このように力をかける事で、スキー板のトップをかかとを中心にコントロールし、強い力を雪面に与える事が出来ます。
この2点を意識して、雪面に対して効率よく力を伝えるように練習してみましょう!最後にこれら感覚を得るための練習方法をご紹介します。
「正しく、強く」踏むための練習法
練習法 片足の内旋・外旋
<やり方>
- 片方の足を上げて滑る
- 上げた足で八の字やインフィニティを描きながら滑る
- 軸足は、外側アーチに乗る感覚で滑る
しっかりと滑っている軸足の外側アーチに乗らないと、内側に曲がってしまいます。軸足の外側で立ち、かつ腰を入れることで、上げている足を身体の前で動かすことができます。
注意点として、上げた足の内旋・外旋動作はゆっくり丁寧に行いましょう。膝は構造上伸ばす・曲げる動作しか出来ません。ここでの内旋外旋は股関節を動かすことです。慣れないと、膝の内側と外側に負荷がかかり怪我に繋がってしまいます。
いかがでしょうか?凸凹もなく、危険が少ない平坦な場所でまずは練習してみましょう!それでは、動画をご覧ください。