2023年はWBCから始まり、日本シリーズが終わるまで野球の話題が注目されることが多い1年でした。特に大谷翔平選手のニュースは目にしない日がないほどに取り上げられていました!
本記事では、日本を代表するスーパープレイヤー大谷選手やニューヨークヤンキース所属のアーロン・ジャッジ選手が取り入れるメジャー流の打撃理論について詳しく解説します。メジャーで主流になってきているこのスイング。知っておくだけでバッティングの幅が広がります!
打撃理論は年々アップデートされています。その理由の1つに投手のレベルアップがあります。10年前の日本の野球界と比べると、投手の平均速度は10km/h近く向上しており、それに伴いバッティングレベルも上げていかなければならないという現実があるのです。
今回の打撃理論は最新の考え方と言われているため、ぜひ参考にしてみてください!
外角を上手にさばく手の出し方
外角のボールを打ったときに、
- ・飛距離が出ない
- ・打球が弱い
- ・打ち損じが多い
という選手は多いのではないでしょうか。このような課題を持つ選手に多く見られるスイングフォームが、手を横に回しているということ。インコースは得意だけどアウトコースは苦手、という選手にもあてはまるスイングと言えます。
外角と内角のバッティングフォームを変えているとこのようなことが起きやすいのですが、基本的には外角も同じスイングでボールを捉えることが大切です。ここで重要なポイントは手の出し方です。
外角のボールは、手を横に回すのではなく力の出したい方向に胸を向けて手を出すことを意識しましょう!
ボールを捉えるポイントを平面ではなく立体で捉える
「ボールは前で捉えろ!」と指導された選手も多いですよね。もちろん前でボールを捉えれば飛びますが、理想のポイントで捉えられない可能性もあります。そのときに、差し込まれてもホームランやヒットにするスイングのイメージができていれば、余裕を持って打席に立つことができます。
ストライクゾーンに来るボールは、立体で考えるとさまざまです。その一つ一つの打ち方をクリアにしていくことを、メジャーリーガーも実践しているそうです!
体のスウェイを抑える
外角いっぱいの速い球や外から入ってくるスライダーは、体が前へスウェイしてしまうと打てません。軸足付近、後ろの位置で打てないとファールまでしか打てないです。
2ストライクまでは、好球必打で甘い球を狙いますが、追い込まれたら厳しい球にも手を出さなければなりません。その時に、ポイントを後ろにしても打てるスイングを身に付けておけばヒットになる確率も上がります。
追い込まれてもヒットにするために、バットを長く使い後ろのスイングを大きくすることがポイントです。すぐに取り入れることは難しいですが、オフシーズンなど時間を使ってスイングを改善してみてください!
それでは動画をご覧ください。