野球に取り組んでいる選手であれば、素振りは毎日のように行っているでしょう。素振りをするとき、試合での打席を意識することや、自分のバッティングの癖を意識しながら、練習に取り組むことが重要です。
素振りをするときは、バッティング向上を心がけるだけでなく、体の調子やバランスが悪いところを修正することも大切です。
そのため、今回はアッパースイングを意識した素振りのやり方とメリットを紹介したいと思います。
365日同じ動きはできない
毎日同じ練習をしていても、体の動きは毎日同じではありません。日によって、体のズレや感覚の違いなどが生じてしまいます。
特に、小さい感覚の違いは、気づきにくいこともあり、気づかないうちに、大きな影響を及ぼしてしまいます。ウォーミングアップや素振りなどの動作で、その日の身体のコンディションを確認すると良いでしょう。
練習前や試合前に行うルーティンを決めておくことがおすすめです!
打率が1割が変わる
多くの選手は、試合や実践形式に備えて、身体全体を横方向に動かす素振りをするでしょう。しかし、横方向に大きく動く素振りは、身体にズレが生じると、上半身が開く癖が出てしまいます。
上半身が開いて打つ打者は、打率が1割下がるというデータがあるそうです。バッティングでの1割は、とても大きいため、注意してフォームの見直しがあるでしょう。
打率が低いことに悩んでいる選手や、打率は高いけどもう少し上げたい選手は、上半身の開きに注意しましょう!
アッパースイングの素振り
身体の動きを確認するための素振りとして、アッパースイングの素振りを取り入れてみましょう。アッパースイングの素振りを行うことで、胸の開きを抑えながら、身体の動きを確認することができます。
イチロー選手がよくやっていた、ゴルフのようなスイングを行うことがおすすめです。ボールを打つためのスイングではないため、日頃の素振りの形と違っても問題ありません。
監督やコーチに注意されることもあると思いますが、しっかり説明を行い、理解してもらいましょう!
詳しい練習内容は以下の動画からご覧ください。