
ランニングにおいて、足の痛みに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
私も日によって走り方が違うためか、足の痛む箇所が異なります。
この記事では足の痛みの原因から、腰落ちの問題点や足首の角度、つま先の注意点を学びます。
腰が落ちていると何がダメなのか
「腰が落ちている」とは、腰の位置が下がっている状態のことをいいます。
腰が落ちていると、腰が曲がり、前かがみの状態になるため、同時に膝も曲がってしまいます。
そのため、膝や太もも、ふくらはぎに大きな負担がかかってしまうのです。
腰の高さによって、膝の角度とくるぶしを中心とした足首の角度も変わってきます。
腰が落ちている状態だと、太ももの前部分がうまく機能せず、ふくらはぎがすべての負担を受けてしまうことに。
すると、ふくらはぎがつりやすくなって、結果的に怪我を負うリスクが高くなるのです。
足首の角度に気をつける
腰が落ちた状態で走っていると、足首の角度が90度より小さくなり、すねが縮んでふくらはぎが伸びた状態になります。
こうした走り方を続けていると、すねとふくらはぎに大きな負担がかかってしまい、小さなスクワットを何万歩も続けている状態になり、足への疲労がどんどん溜まってしまいます。
フルマラソンを走るうえでは、非常に非効率な走り方となるため、注意しましょう。
足首の角度は、できるだけ90度に保つよう心がけてくださいね。
つま先で蹴らない
つま先で地面を蹴る動作をくり返し行うと、足首が伸びて、すねやふくらはぎなどの小さな筋肉までも酷使することになります。
また、足裏や足先の小さな筋肉も多用することになってしまいます。
地面をつま先で蹴らないように意識し、足首が伸びないようにしましょう。
足は、かかとからはがしていき、母指球で押すようにイメージします。
膝より下に力を入れないことも重要です。
下記の動画で、さらに詳しく解説されているので、ぜひ参考にしてみてください。
正しいランニングフォームを身につけて、足の痛みの原因を取り除きましょう。
動画引用元:フルマラソンをラクに走る! 3 足の痛みの原因がこれ
【参考URL】
スピードと疲労に影響あり 腰が落ちないランニングフォーム