FMVスポーツ

足が速くなるポイントは股関節 効果的なトレーニングとは

足が速くなるポイントは股関節 効果的なトレーニングとは

体力測定で必ずある50m走。小学校から中学校、高校になっても、徒競走やリレーといった短距離走は、運動会で花形ですよね。

短距離が速いか遅いかが、運動ができるできないの指標の一つになっていると思います。きっとそれは「走る」という運動が、だいたいの競技の土台になるから。サッカーや野球やラグビーなど、走るスピードが速いと重宝される競技が多々ありますね。

今回は、足が速くなるための股関節のトレーニング方法についてご紹介します!

ただ、このトレーニングは、どの競技を専門としている人でもやって欲しい種目。運動全般、股関節の使い方が上手いか否かでパフォーマンスは大きく変わります。股関節がうまく使えているかどうかってものすごく重要なのです。

スプリットスクワットジャンプ

まずはやり方をみていきましょう!(動画4:15~)

前足を低めの段差の上に乗せて、膝から足のくるぶしまでが地面と垂直になるようにし、地面との垂線と太腿の角度が約45度になる位置に足をセットします。そこから前足の股関節(お尻の筋肉)を使ってジャンプをする。

やることはこれだけです。

お尻が疲れてくるか、要チェックです!見た目は同じ動きでも膝を使っていると太腿の前が疲れてきます。膝ではなく股関節のトレーニング!お尻が疲れてくることが最も大切です。

股関節の伸展を意識

このトレーニングで意識したいことは、ジャンプ中の姿勢。ジャンプ中、だいたいは一番高い位置の時に股関節が真っすぐになっているか確認しましょう。そのために、最後までしっかり足で地面を押しきるイメージです。

ウエイトトレーニングでパワークリーンやスナッチを行ったことがある人は分かると思いますが、このスピリットスクワットジャンプも股関節が一瞬にして伸びる時のパワーを利用しています。逆に言うと、股関節が伸びないということは股関節が使えていないということ。

股関節が使えていると、着地の際、股関節で衝撃を吸収するような感覚が得られます。そうなってくると着地もふらつかず安定してきます。

感覚が分かるまで繰り返しやってみてください!

動きが安定したら手の反動をつける

問題なく出来るようになってきたら、最後は手の反動もつけて行いましょう!

動きが安定していないタイミングで手の反動を使うと、手の反動でごまかせてしまうため、必ず動きが安定してからにしましょう。

股関節がしっかり使えるようになってからだからこそ、手の反動が意味のあるものになります。

段差さえあればどこでも出来るこのトレーニング、是非試してみてください!

それでは、動画をご覧ください。

【家でも出来る】股関節の強さを自然と引き出すトレーニング

Return Top