一般の人にとって、ベンチプレスは自分の体重が上がったらすごい、と言われます。では、身体を使うプロラグビー選手はどのくらい出来るものでしょうか?
これからウエイトを始める選手や、トレーニングの目標数値を考えるにあたって、プロラグビー選手がどのくらい出来るのかを知ることも必要かもしれません。
今回は、埼玉パナソニックワイルドナイツのベン・ガンダー選手のベンチプレスの動画を参考に、ベンチプレスの必要性・重量をあげるためのトレーニング方法について紹介します。
ベンチプレスの必要性
トレーニング種目の中でも一番メジャーと言っても過言ではない「ベンチプレス」。一般の方からプロスポーツ選手まで多くの人が行っている種目ですが、なぜこんなに行われるのでしょうか?
ベンチプレスは、デッドリフト、スクワットと並んでビック3の種目の一つで、身体の中で特に大きな筋肉に刺激を入れる事が出来るのが特徴で、脂肪燃焼や筋肥大による体重増加に直結しやすいトレーニングです。
初心者から上級者まで愛される種目なのは、このように一つの種目で主要な筋肉をはじめ、多くの筋肉を動員することができとても効率が良いからと言えます。
重量を伸ばすコツ
トレーニングもビギナーの域を超えてくるとやがて重量に伸び悩む時期がきます。
トレーニングの原則に「過負荷・漸進性」の法則があります。これは、日常生活よりも負荷を上げないと筋肉は発達しないし、負荷に慣れても筋肉が成長しないため徐々に負荷を増やして行かないといけない、というものです。
そのために重量を上げていくのですが、伸び悩んだ方は以下のポイントをチェックしましょう。
- 正しいフォームで出来ているか
- 下ろす時はスピードはゆっくり出来ているか
- 足の着く位置をお尻に近づける(背骨のアーチが作りやすくなる)
やり方を変えるだけでも、取り扱える重量や刺激が変わってきます。ぜひ試してみてください。
ベン・ガンダー選手は果たして何キロ?
さて、今回のチャレンジの結果はどうだったのでしょうか?
動画内では、160kgをまだ余裕な状態であげているベン選手。本来は170kgがMAXだそうですが、前日のトレーニングで本調子ではないそうです。
それでも、これだけの重さを挙げられるのがすごいですね。
ぜひ目標の一つにプロを目指すなら身体つくりとしてベンチプレスのMAXの値にこだわってみてはいかがでしょうか?
それでは動画をご覧ください。