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ラグビー ルール ラインアウトについて解説 人数を使い分ける意図とは?

ラグビー ルール ラインアウトについて解説 人数を使い分ける意図とは?

サッカーとは異なるラインアウトからのスローイング。並ぶ人数が変わるので、ルールがよくわからない方はなぜ人数が色々と変わるのか謎なのではないでしょうか?

今回はラインアウト自体は知っているけども、それ以上はあまり知らない方のために、一歩踏み込んだラインアウトの基礎について、最後の動画をもとに解説していきます。

ラインアウトの構成

ボールがサイドラインを割った際に、次に展開されるプレーを「ラインアウト」と言います。ボールを投げ入れるスローワー、そのボールを獲得するために動くリフター・ジャンパーが存在します。

ラインアウトの人数は、最低2人〜で最大人数の制限はありません。そしてスクラムのように専門職もなく、どのポジションの選手でも参加可能です。一方DF側は、攻撃側と同じ人数まで参加可能です。

珍しい光景ですが、ウェールズVSオールブラックスの試合でスローワー以外が全て並ぶ13人のラインアウトが行われ、ボールキャッチ後そのまま人数差を利用したモールでトライを取りました。

人数のメリット・デメリット

4〜5人のラインアウト

【メリット】

DF側は前後にズラされるスペースが広くなりジャンプやリフトの精度が下がりやすい。そのためDF側は競りにくくなり、ボールを獲得しやすい。

【デメリット】

DFからの距離が近いため、キャッチ後間を割られてしまうとボールに手をかけられてしまう。

6人のラインアウト

【メリット】

ジャンパー、リフターのポッドが2つ作れるため、色んな場所で安定してボールを獲得しやすい。6人+1人のレシーバーでモールが組みやすい。

【デメリット】

DFもポッドを2つ作れるので、競られるリスクが生まれる。

7人のラインアウト

【メリット】

残り7人の選手でコートの横幅を使えるため、BKの一次攻撃のオプションが広がる。ゴール前であれば、加えて相手の裏のスペースも利用出来る。

【デメリット】

DFもポッドを2つ作れるので、競られるリスクが生まれるが6人とさほど変わらない。

これらを理解すれば、何を狙ってスローイングが行われるのかもわかって試合観戦がより楽しくなりますね!

それでは動画をご覧ください。

【現役FWコーチが教える】ラインアウトってどうなってるかを解説!

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