夏の風物詩の1つである甲子園。2023年夏の甲子園が開幕しましたね。今回の甲子園予選では、各地方で強豪が敗退するなどの波乱が起き、今年も夏の甲子園に注目が集まります。
今年の甲子園で注目されている好打者はこちら▼
花巻東高校 佐々木麟太郎選手(右投/左打)
広陵高校 真鍋慧選手(右投/左打)
九州国際大付 佐倉俠史朗選手(右投/左打)
沖縄尚学 仲田侑仁選手(右投/右打)
八戸学院光星 中澤恒貴選手(右投/右打)
その他にも注目されている選手は多く、甲子園での活躍が期待されます。
本記事では、高校通算140HRの“怪物スラッガー” 花巻東・佐々木麟太郎選手のバッティングについて紹介します。佐々木選手の父親は佐々木洋さんで、花巻東高校の監督です。花巻東高校を甲子園に春夏通算11回導いている名将で、大谷翔平選手や菊池雄星選手など、メジャーリーガーを育てた名指導者でもあります。
佐々木選手は中学時代、大谷翔平選手の父親である大谷徹さんが立ち上げた金ケ崎リトルシニアに所属しており、大谷徹さんに指導を受けていたことも話題になりました。
はじめに、佐々木選手のバッティングフォームについて動画をご覧ください。
【異次元のパワー】花巻東高校・佐々木麟太郎 2日間で4試合4HR!高校歴代最多134本塁打
ホームランバッターには珍しいインサイドアウトのスイング
佐々木選手は、高校通算140HRを放つホームランバッターですが、インサイドアウトで振り抜くスイングが特徴的で、内外角、高めにもしっかりと対応していることがわかります。
動画内の至学館との試合では、内角攻めや変化球、外の厳しい球を投げられ三打席連続で三振でしたが、4打席目には修正し、ホームランを放っています。
佐々木選手は、守備のシフトを見て逆方向を狙ったり、引っ張ったりするのではなく、基本的にはセンター返しを心がけているそうです。その中で鋭い打球を心がけた結果がホームランとなり、その積み重ねが140本塁打になっているという訳ですね。
佐々木選手の相手に惑わされない一貫した打撃スタイル。バッティングに悩んでいる選手は、佐々木選手のようにセンター返しを意識してバッティング練習に取り組んでみてください。
佐々木選手の甲子園での活躍も期待しましょう!