2024年パリオリンピック選考に向けて熱い勝負が繰り広げられています。
打倒中国を掲げてメダル獲得のために各選手が練習に励んでいます。その中で2023年7月に行われた選考レースも優勝し、ほぼ代表確定の所まできた早田ひな選手。東京オリンピックではサブで試合に出られなかった悔しさをバネに技を磨いてきました。
早田ひな選手のトレードマークと言っても過言ではないのが強烈なフォアドライブ。身長167cmと女子卓球界の中でも体格に恵まれている彼女ですが、強いドライブを打つためには体だけではなく技術も必要です。
今回は最後の動画をもとに、フォアドライブの打ち方について詳しく解説していきます。
まずは、早田ひな選手の強烈なフォアドライブをご覧ください。
早田ひな スーパープレー8連発!|卓球ジャパン!プレミアムアーカイブス
なんと言っても股関節のタメ
フォアハンドで一番意識する事は、股関節に力を溜めて全身を使って打つ事です。腕だけ、肩だけ、手だけで打ってしまうと威力がなかなか出ないのですが、股関節を捻ってためた力を手先に伝えるように打ちます。
末端のラケットまで力を伝えるために、体幹から腕、ラケットと力が伝わるイメージを常に持って股関節からボールを放つ気持ちを持つと良いでしょう。
手首を使って回転をかける
インパクトの際には手首を使うように意識します。親指と人差し指と小指でラケットを持っていますが、インパクトの際にラケットを少し握る感覚で打つと手首を効かせる事が出来ます。
握る感覚を言い換えると、ボールに当たる際に親指で上げて人差し指でラケットを押さえるような動きを指します。
体重移動で連打ができる
手だけで打つということは手だけ戻ることになります。これ、実は時間がかかってしまって連打が出来ないんです。体ごと回すようにして、軸足から前の足に体重を思い切って移すことで戻すスピードも速くなり連打ができるようになります。
体格も大事ですが、パワーを正確にラケットに伝える技術も同じように大切です。以上のポイントをぜひ意識してドライブを打ってみてください!
それでは動画をご覧ください。