肩凝りってなんで起こるの?
「マッサージで肩を揉んでもらっても、その時だけ楽になって、すぐ戻っちゃうんです…」こんな言葉をよく耳にしますが、肩凝りの原因って実は一個じゃないって知っていましたか?
肩凝りは、肩が原因のもの、腕が原因のもの、足が原因のもの、股関節が原因のもの、色んな原因があるんです!ビックリですよね!!
今回は王道!まず肩が原因のものから解決していきましょう!
腕の前と後ろの筋肉バランスに注目!
腕の筋肉の前側にある上腕二頭筋(力こぶ)は、腕を曲げるのに作用します。
上腕二頭筋は肩関節の前でかつ上の方についてます。その上腕二頭筋が強くなりすぎると肩甲骨を前に引っ張り、結果、肩が上に上がってしまい肩凝りになるわけです!
じゃあ、反対側(後ろ)にある腕の筋肉と言えば…上腕三頭筋(いわゆる二の腕といわれる部分)ですね!この上腕三頭筋は、腕を伸ばすように作用します。
上腕三頭筋は、関節窩の下の方に付着しているので鍛えると肩甲骨が下がる=つまり肩が下がる=肩凝りが治るわけです!
しかも、上腕三頭筋を鍛えるとタプタプの二の腕ともさようなら!
一石二鳥ですね!!
上腕三頭筋を鍛えてみよう!
ナロープッシュアップ
構え:腕立て伏せのポーズになりおこないます。
- 両手の幅を狭くとり、脇を締めて肘を曲げて胸を地面に近づける。
- 腕を伸ばして構えの状態に戻す。
- ①②を繰り返すよ!
※筋力がない方は…
- つま先ではなく膝を地面についてやろう!
- 回数は、まずは10回から!
- 肘を少ししか曲げられなくても、二の腕に効いてるのを感じていればOK!
- 筋力がない人ががんばって腕を曲げすぎると、代償運動が起こって結局肩凝りになるので、ちょっと肘が曲がった!くらいから初めてOK!
リバースプッシュアップ
構え:椅子などを背中側に置き、逆手で椅子の座面をおして空気椅子状態で足を伸ばす。
①脇を締めて、腕に体重を載せて腕の曲げ伸ばしをする。
※この時、手の真上に肩が来るようにしてね。
※曲げる時ではなく、伸ばす時が大切!肩甲骨を引き下げるのを意識しよう!
※筋力ない方は…
- 膝を伸ばさず曲げていてもOK!(まさに形は空気椅子状態になります。また、肘を曲げた時に首がすくまないようにすると三頭筋に効果が得られやすいです!)
- 動画のようにたくさん肘を曲げなくても、腰を落とさなくても、少しだけまげてしっかり伸ばす!を意識してがんばってみてね!
フレンチプレス
構え:椅子に座り、頭の後ろで両手でダンベル(ペットボトルでも可)をもつ。
- ゆっくり肘を曲げ伸ばし、ダンベルを持つ手を頭上にあげます。
- この時も、肘が伸びた時がポイントです!
※筋力がない方は…
ペットボトルの水を減らして軽くして、地味に二の腕に効いてるなーくらいでやってみてくださいね。
やった後は、肘を頭上にあげて頭の後ろに手を持って行って、曲げた肘をもう片方の手で後ろに引っ張り脇から二の腕のストレッチをすると効果倍増ですよ!
それでは、参考動画を見ながら是非やってみてくださいね!