楽しくスキーをやりながら上手くなりたい！練習していて伸び悩んでいる方は極端な練習を取り入れてみてはいかがでしょうか？

またフルカービングを学んでいきたい方や、とにかく攻めた滑りを取り入れたい方にもお勧めの練習方法ついて、最後の動画をもとに詳しく解説します。

雪面を両手でタッチしながら滑る練習法

今回おすすめする練習法は、ターンの時に両手で雪面をタッチする練習法です。カービングをする時に両手で雪面を触りながらターンを行うようにします。

この雪面タッチは、以下のようなメリットがあります。

1. MAXで角付け出来る
2. ターン中、腰高のポジションになる
3. 内膝を畳む意識が身に付く
4. 内傾角を出せる
5. 板がたわみ、走るようになる
6. とにかく楽しめる練習

雪面タッチをする方法

1.まずは、その場に座ってポジションを感じる

最初のステップとして、その場で座ってみましょう。外足を伸ばして、内足を畳んで座り、それぞれの足の位置を感じましょう。ターン中にこのような形が出来ると、雪面と両手が近づき、地面をタッチすることが可能となります。

実際には、谷回りから内足が畳まれて外足が伸びているシルエットが出てくると理想で、この時の外足の長さ（どれだけ伸ばすか）が俗に言う腰高のポジションに繋がってきます。この内足と外足の感覚を理解できたら、次のステップに進んでください。

2.内足は無視、外足だけ外に出すターンをする

次の練習として、外足だけ外に出すターンをしましょう。細かいことは気にせず、身体が後傾になってもOK、とにかく外足だけ外に出す意識を持ちます。もし連続ターンが難しい場合は、山回りの1ターンだけ外足を出す方法もあります。

これらが出来たら、雪面タッチの実践です。

細かいことは気にしなくて良いので、とにかく雪面タッチに一点集中します。両方の手で雪面を触ることが理想です。普段の自分からワンランク上を目指すのであれば、この様な極端な動きで学ぶのも有効な手段です。

この練習はある程度スピードが必要で、ショートターン用の板でやる方が雪面タッチはしやすいです。普段板を走らせる事が苦手な人は、この練習が上手く出来れば確実に板が多腕で走ります。

ぜひご自身にあった感覚と練習方法で、レベルアップしてください！それではご覧ください。