九州共立大学は、福岡六大学野球連盟に加盟し、45回のリーグ優勝を果たしている強豪大学です。多くのプロ野球選手を輩出し、現役選手では、広島東洋カープに所属している大瀬良大地選手と島内颯太郎選手などが活躍しています。
部員が200人以上所属する、九州共立大学が行っている、冬のトレーニングと高い士気を保つ方法を紹介します。指導者や練習メニューを考える選手は、是非参考にしてみてください。
本気ウィーク
九州共立大学野球部は、朝の練習を行っていて、練習の開始時間は、6時45分からです。朝の練習が終わると選手たちは、大学の授業に向かい、授業が終わるとまた練習が始まります。
普段から、ハードスケジュールで練習に取り組んでいますが、年末年始休暇の直前になると、本気ウィークが始まります。練習メニューの変更だけでなく、本気ウィークの大きな特徴は、朝の練習開始時間が5時50分に早まることです。
本気ウィークは、選手主導で始まったものです。自信を持てるまで鍛えるという志が、チームを強くしているのでしょう。
ポモドーロ法
ポモドーロ法は、25分のトレーニングと5分の休憩を繰り返すトレーニング方法のことです。野手は、以下の4つのメニューをサイクルで行っています。
- 1.サーキット
- 2.ベースランニング
- 3.タイヤトレーニング
- 4.メディシンボールトレーニング
ポモドーロ法は、集中力を高く保つことができるため、負荷が強いトレーニングを長時間行うことができます。また、サイクルでトレーニングを行えば、大所帯のチームでも効率良くトレーニングを行えるためおすすめです。
高い熱量を保つ方法
高い熱量や集中力を保つために、九州共立大学野球部では、休憩からトレーニングに移動するときのモチベーションを重視しているようです。休憩終了の号令がかかると、選手たちは元気よく練習場所に向かっていきます。
また、日常から当たり前のことを徹底して行うことを意識するなど、常に高い意識を持ち続けています。
強豪チームは、高い意識を持ち、常に成長を求めています。トレーニングメニューだけでなく、トレーニングを行うときのモチベーションなども参考にすると、チームを成長させることができるでしょう。
詳しい練習内容は以下の動画からご覧ください。