FMVスポーツ

スキー まずは基本のポジションを覚えよう 母指球ではなく外側アーチに乗せる|股関節 カービング 初心者 ターン 

スキー まずは基本のポジションを覚えよう 母指球ではなく外側アーチに乗せる|股関節 カービング 初心者 ターン 

イマイチ滑りながら、スキー板をコントロール出来ない。そのような悩みを持っている方いませんか?それは、体重のかける位置とスキー板に乗っているポジションが原因かもしれません。

本記事では、誰も教えてくれなかった「正しく強く踏むための基本」について、最後の動画をもとに詳しく解説していきます。

もう一歩上を目指していきたい方は、ぜひこの基本を押さえておきましょう!

外足を身体の前で使って、かかとで押す(動画6:30〜)

正しい力の使い方が出来れば、エネルギーの無駄使いが減り、効率よく力を発揮することが出来ます。では、どのようなポイントに注意したら良いのでしょうか?

ポイントは2つあります。

  1. 足が体の前で自由に動かせること
    ターン中の外脚が内脚よりも後ろにあると、外脚が前に出るまでに時間がかかり、力の効率が悪くなります。
    軸足(内脚)の外側アーチ(小指の付け根とかかとを結んだ線)で身体を支える事で姿勢が安定し、外脚が身体の前で動かせるようになります。
  2. 強い力が使えること
    母指球に力を入れて踏む動きではなく、ブーツのカカトをしっかり押さえて腰を入れる「押すコントロール」が必要です。このように力をかける事で、スキー板のトップをかかとを中心にコントロールし、強い力を雪面に与える事が出来ます。

この2点を意識して、雪面に対して効率よく力を伝えるように練習してみましょう!最後にこれら感覚を得るための練習方法をご紹介します。

「正しく、強く」踏むための練習法

練習法 片足の内旋・外旋

<やり方>

  1. 片方の足を上げて滑る
  2. 上げた足で八の字やインフィニティを描きながら滑る
  3. 軸足は、外側アーチに乗る感覚で滑る

しっかりと滑っている軸足の外側アーチに乗らないと、内側に曲がってしまいます。軸足の外側で立ち、かつ腰を入れることで、上げている足を身体の前で動かすことができます。

注意点として、上げた足の内旋・外旋動作はゆっくり丁寧に行いましょう。膝は構造上伸ばす・曲げる動作しか出来ません。ここでの内旋外旋は股関節を動かすことです。慣れないと、膝の内側と外側に負荷がかかり怪我に繋がってしまいます。

いかがでしょうか?凸凹もなく、危険が少ない平坦な場所でまずは練習してみましょう!それでは、動画をご覧ください。

参照元:【Basic01】スキーの基本ポジション、誰も教えてくれない本当のことを暴露します!これマスターしないと限界は低いままです

ABOUT THE AUTHOR

香川英信
鍼灸整体治療家、スポーツトレーナー。立位姿勢と前屈から選手の特徴を判断し、トレーニングと鍼灸整体施術を行う。全日本スキークロストレーナーとしてヨーロッパで行われるW杯に帯同、2022年は世界ランク6位と選手の過去最高成績に貢献。また2023年9月卓球アジア選手権に田中佑汰選手のトレーナーとして帯同、中国選手を倒し日本人唯一のベスト8進出の裏方を担った。オリンピックを狙うアスリートから、小中高生のトレーニング指導と治療及び一般の方の治療を千葉県浦安市で行っている。筑波大学体育専門学群卒。弱点は前十字靭帯と内側側副靱帯を痛めている左足。妻・子供二人とサビ猫1匹の5人家族。
Return Top