藤川球児氏の代名詞である、「火の玉ストレート」。対戦相手がストレートが来ると分かっていても打てないストレートは、多くの野球ファンを魅了しました!
浮き上がるようなストレートを投げることを、目標とする選手は多いでしょう。そこで、本記事では藤川球児氏が伝授する、火の玉ストレートを投げる方法と練習方法を紹介していきます!
握り方と腕の使い方
(動画0:35)
ボールの握り方は、カーブが外側にあり、縫い目が内側になるように握りましょう。中指と人差し指の間は、空けないように握ると、縦回転のボールを投げやすくなります。
腕の位置が外から回ってくると、手首が寝てしまい、回転が不安定になります。下半身と捻転を意識して、上からボールを投げるように意識しましょう!
縦方向を意識する投球フォーム
(動画2:30)
縦回転を意識するためには、投げる方向に対して、直覚的に動くことを意識しましょう。縦に投げることを意識して、テイクバックのときに両肩が上を向くと、回転軸がズレてしまいます。テイクバックをするときは、真っ直ぐ後ろに引っ張るように意識することが重要です。
足を上げたら、軸足を倒すように、体重移動を開始しましょう。左膝やお尻から出ようとすると、トップが上がらなくなってしまいます。トップが上がらないと、縦回転の動きをすることが、難しくなってしまうため、注意が必要です。
フォームを作る練習方法
(動画3:55)
フォームを修正するときに、「手を割りなさい」や「トップを作りなさい」と指導されることが多いでしょう。しかし、軸足を倒すことを意識すると、自然な流れでトップが作られます。
軸足から動き出して、自然とトップが作られるまでの状況を反復練習しましょう。足を上げた状態のとき、軸足が地面に突き刺さっている感覚を身に付けることが重要です。
軸足が刺さっている状況ができたら、軸足の内転筋を意識して動き始めると、良いフォームでボールを投げることができます!
今回紹介した、ストレートの投げ方は、難易度が高い内容です。今までの投げ方とは、大きく異なる部分も出てくるでしょう…。
長い時間をかけて、今回紹介した投げ方を参考に、自分に合った投球フォームを見つけましょう!
詳しい練習内容は以下の動画からご覧ください。