ユーティリティが上手く使えないために、5・6番アイアンを無理して使っている方や、そもそもユーティリティが苦手で諦めていた方も多いのでは無いでしょうか?
このクラブは、初心者や100切りを目指す方にとっては、とても重要なクラブです。ラウンドで使う頻度も多く、上手く打てるようになると、一番使い勝手の良いクラブと言えます。
今回は、ユーティリティの打ち方についてのポイントを最後の動画を元に解説していきます。
ユーティリティを簡単にするボールの位置とフェースの向き
まずボールの置く位置ですが、からだの右側に置いて上から叩きに行く打ち方や、左側に置いてすくい打ちのようになっている方はいませんか?
正しいボールの位置とフェースの向きですが、
- 左かかと線上と、からだの真ん中との中間にボールを置く
- クラブの下(身体側)で目標方向にフェースをセット
- フェースは少し開いて、オープンに見えるように構える
ボールが上がらない方は、最初のボール位置が右側に置きすぎていないかチェックしましょう。また、フェースの向きが、目標方向より左に向いた形(被せ気味)になってしまうと、ボールが上がらなかったり、ひっかけ、左に曲がるボールが出やすくなります。
自覚症状がない場合もあるので、ポイントを1個ずつ確認しましょう。
実はユーティリティを練習していないだけ!?
簡単にいうと、練習量が足りていない可能性があります。練習場にいくと、7番アイアンやドライバーばかり練習しており、ほとんどユーティリティを打たない方もいるのでは無いでしょうか?そういう方は、苦手というより練習量が足りてないので、ユーティリティの練習割合を多くしましょう。
では練習のやり方ですが、
- 両手グリップを離して握り、腰から腰幅でのスイング(ティー)
→これで、クラブの芯に当たる感覚を掴みます。
- グリップを通常に戻し、腰から腰幅でのスイング(ティー)
→出来るようになってきたら、肩から肩へのスイング、フルスイングと広げていきます
- 人工芝の上からフルショット
→飛ばさないで打つことが練習になります。芯を捉える感覚を感じましょう。
そこそこ飛べばOK 65点ショットを目指す
ユーティリティを、ドライバーのように、つい振ってしまう方が多いのではないでしょうか?
そういう方は、65点のショットが打てればOKという気持ちで打つ気持ちを持ちましょう。
振りすぎないためには
- 7番アイアンと同じくらいの振り心地
- グリップをソフトに握る
- 大きく、ゆっくり、ゆったり振っていく練習をする
このような打ち方をする事で、ユーティリティで必要な力感を整えていきます。
以上のポイントを意識しながら、ユーティリティをマスターしましょう!
それでは、動画をご覧ください。