もっとボールを飛ばしたい、今よりまっすぐ打ちたいと思ってスイングを直したいと思っても、どこから直して良いかわからない方や、わかった!と思った翌日になると当たらなくなって、あれ?と落ち込んだ経験を持つ方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな方のためにスイングの基本について4つのポイントを最後の動画を元に解説していきます。
三角形をキープする 上半身のバックスイング
ゴルフ運動の基本は、横に平行に動く打ち方ではなく、身体を回転させて打つ円運動です。
ただし、手だけでバックスイングを上げてしまい、肩が90度以上回っていても手打ちのスイングになってしまい、正しい上半身のバックスイングになりません。
正しい上半身のバックスイングは、
- 腕と肩の間で出来る三角形を保ちながらバックスイング
- 肩は90度以上回す
- トップでグリップの位置が身体から離れた位置になる
バックスイング時に三角形が崩れたり、トップのグリップが身体に近くなっていないかチェックしてみましょう。
股関節の上で力をためる 下半身のバックスイング
バックスイングをしている時に、右膝が割れてしまったり、足の裏がめくれてしまったり、腰が90度以上回っている方はいませんか?こういう方は、下半身が動きすぎてパワーが逃げてしまい、安定してボールに当てることが難しくなります。
正しいグリップは
- 右股関節の上で身体を回転させて
- 右足かかとに体重をのせる
- 腰を45度回す
股関節の上で正しく身体を回転出来ると、股関節に指が軽く挟まり、腰が45度くらい回る形になります。この形になると、下半身のパワーが溜まり、飛ばすことが出来ます。
足踏みのように体重移動をしてフィニッシュ
トップからの切り返しで、左足に体重移動ができず右股関節の上で回転してボールを打っている方はいませんか?このような方は、フィニッシュでも右足に体重が残り、トップやダフリなど色々なミスの原因に繋がります。
正しく回転するためには
- トップからの切り返しで、左足カカトを踏み込む
- 足踏みと同じような体重移動
- 左カカト方向の真後ろに体重移動させる感覚
これだけ意識するだけで、パワーが逃げず安定したスイングができます。
フェースを回転させながら打つために
クラブの平らな面でボールを打ちますが、必ずフェースを回転させながら打つのが基本です。フェース面が回転しないと、フォローで左肘が引けてしまい、飛ばなくなります。
フェースを回転させて打つためには
- グリップを離して握り、打つ練習をする
- 必ずフォローでは両肘を伸ばすようにする
まずは、この握り方でハーフショットを打ち、フック回転が出るように練習します。それが出来るようになったら、ノーマルなグリップでフルショットに移行していきます。
以上のポイントを意識しながら、回転を使える力強いショットを打ちましょう!
それでは、動画をご覧ください。