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ランニング 50歳を越えても股関節を使って走るために 股関節を動かすドリルを紹介 大事なのは腰・お尻周りの「横」の動き|中年 マラソン

ランニング 50歳を越えても股関節を使って走るために 股関節を動かすドリルを紹介 大事なのは腰・お尻周りの「横」の動き|中年 マラソン

50歳を越えてからランニングを始めるという方も少なくないですね。マラソン大会でも50代、60代の方々はまだまだバリバリに走っています。ランニングは生涯スポーツ。無理さえしなければ、何歳まででも続けられるスポーツです。

しかし、年を重ねると筋力が落ちてきたり、関節がかたくなったりしやすいです。そのため、動きに制限が出て、走っていても疲れやすくなり、体力が落ちたなんて感じている方もいるかもしれません。それ、年齢のせいにして諦めていませんか?

年を重ねるほど、単に走るだけではなく、動きづくりというものが大切になってきます。関節の可動域を下げないために、というよりむしろ上げるために、そして怪我予防のために、様々なドリルをすることをおすすめします。

今回は股関節を使えるようにするためのドリルの紹介です!股関節が使えるようになると、足がどんどん前に出てスピードが上がりやすく、疲れも軽減されます!質のよいランニングを行うために、股関節の動きは非常に重要なんです!

それではドリルの内容について確認していきましょう!

股関節を使えるようにするためのドリル その①(動画3:05~)

<やり方>

・肩に手を置く

・左足を右足の前から、さらに右の地面につき、足をクロスする

・右肩が前にくるように上半身を下半身とは反対方向に捻る

・逆も同様に行う

・この一連の動作をゆっくり繰り返し行い、前に進んでいく

股関節を使ううえで、この腰・お尻周りを回転させるように横に動かすことが非常に重要になりますので、しっかり足をクロスさせて、下半身と上半身を捻って、回転の動きをできるだけ大きくとりましょう!

はじめはできなくても継続することで徐々に動くようになっていきますので、焦らずゆっくり自分のペースで行ってください!

股関節を使えるようにするためのドリル その②(動画4:20~)

<やり方>

・右足を斜め上へ蹴りあげる(サッカーのボールを蹴るようなイメージ)

・それにあわせて上半身は左肩が前に出るように反対方向に捻る

・上半身を捻る時、顔も上半身と同じ方向に向ける

・逆も同様に行う

・2歩歩いてこの動きを行うということを交互に繰り返す

ここでも捻ることが大切です!下半身と上半身を反対方向にたくさん捻ることを意識しながら行いましょう!

股関節を使えるようにするためのドリル その③(動画5:10~)

<やり方>

・両手を横に広げる

・上半身はできるだけ動かさず、腰・お尻だけ左右に回す

これ、難しいです!全く動かない人は動きません。はじめは上半身も少し動かしながら行ってもOKです!めげずに継続して行いましょう!

今は股関節の動きが悪くても、こういった動き作りを継続すると体は変わっていきます!諦めずに少しだけでもこのようなドリルを取り入れてみてください!

動画では他にもドリルを紹介しています。是非最後までご覧ください。

参照元:【股関節が動く】50歳を超えても股関節がどんどん動く方法

ABOUT THE AUTHOR

パーソナルトレーナー井上美紀
筑波大学 体育専門学群卒業後、約12年間のサラリーマン生活を経てパーソナルトレーナーに転身。一人ひとりその日の調子を見て「トレーニング」「ストレッチ」「整体」を組み合わせた施術で、その人が持っている力を最大限に引き出すサポートをしている。年代は未就学児から70代までと幅広く対応。肩凝り・腰痛・不定愁訴などの対応をメインとしながら、頚髄損傷を含む身体障がい者へのトレーニング・ケア、パラアスリートのサポートも行っている。
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