ボクシングはパンチが交錯するスポーツになるので、いかに相手にパンチをもらわずに試合を進められるかが鍵になります。
今回は世界チャンピオンの谷口将隆選手の動画をもとに、パンチを避けるためのコツついて解説します。
パンチを打ったら足を動かす
パンチを打った後は相手もパンチを打ってくることが多いため、必ずパンチを打った後は足を動かし、頭の位置も変えて避ける意識を持ちましょう。
足の動かし方の1つの例として、まず相手にストレートを打ちます。その後、前足を相手の外側へ移し、相手の横へ回り込みます。そして、さらにここからオーバーハンド気味のストレートを打ち込みます。相手をジャブで怯ませて、すぐに横へ移動し、相手の視界から消えた後にストレートを放ちます。
ここで終わりではなく、パンチを打った後は相手もパンチを打ち返してくるので、しっかり頭の位置を動かして避ける意識を持ちましょう。ストレート、足を動かして回り込む、オーバーハンド気味のストレートを打つ、足と頭を動かして避ける、ここまでを一連の流れとして練習しましょう。
練習でもパンチを打った後元の位置に戻る意識を
サンドバックとかシャドーボクシングでも、しっかり強いパンチを打ち込んだ後は頭を振るか、しっかり足を使って元の位置に戻る練習をしておくことが大事になります。ボクシングの基礎ではありますが、これが最もパンチをもらいづらい動き方です。
打った後は相手も絶対強く打ち返してくるので、打って終わりではなく、頭を振る・足使うという癖がつくよう練習していきましょう。
相手の死角をついてボディ・相手の反応を予測して避ける
相手がオーソドックスの場合(谷口選手はサウスポー)よく当たるのはオーソドックスがストレートを打ってきた時に相手のストレートに合わせて左ボディを打つことです。
自分がパンチを出している時に打たれると見えないので、それに合わせて、ジャブで誘って相手が打ってくるのを待って頭を振ります。
相手がストレートを打ってきた時には真っ直ぐ返してくるので避けるイメージで動いていきましょう。サウスポーの方は使えるテクニックなのでよかったら使ってみてください。
相手がパンチを打つ際にアクションがあります。パンチは見てから避けるのではなく、膝を動かしながら、相手がここに打ってくるなと先読みをして、パンチを打つアクションでパッと体を動かし、相手にはパンチを打たせつつもしっかり避けるのを意識しましょう。
上記の文章を参考に実際にパンチを避ける練習をしてみましょう! それでは動画をご覧ください!