サッカーコートの国際規定は、ゴールからゴールまでがおよそ100m〜110m、サイドラインからサイドラインが64m〜75mと定められています。ゴールキックや、サイドチェンジの際には大きくボールを飛ばすキックが求められますが、そのキック力が欲しい!と思っている人も多くいると思います。
本記事では「ロングキックの秘訣」について、ポイントを5つに分けてご紹介します。ボールが飛ばなくて困っている方、ぜひ参考にしてみてください!
飛ばすための5つのポイントを解説
では、ロングキックをより遠くに飛ばすためには、どんな点に気をつけたら良いのでしょうか?大きく分けて5つのポイントがあります。
- 足の当てる位置
- 軸足の位置
- 蹴る時の踏み込み
- ボールへの入り方
- 余計な力み
これらを満たしたキックが出来れば、ボールは軽く飛んでいきます!それでは、一つずつポイントを確認していきましょう。
足の当てる位置
ボールと接触する部分は、足の甲の内側。靴紐があるスパイクであれば、靴紐の2、3個目の間あたりを目安に当てます。つま先で当たってしまうと、ボールに力が伝わらず、また足首が痛くなるリスクがあります。
軸足の位置
ボールより、やや後ろの位置に置きます。近すぎると窮屈になり、遠すぎるとつま先のキックになってしまいます。この点は個人差がある部分なので、いくつか変えながら蹴りやすい位置を探しましょう。
最後の踏み込み
よく力強く踏み込む事を勘違いして、ジャンプしてしまう子供がいます。そうすると、力の方向が下に向かってしまうため、飛びません。踏み込みを力強くする意識は大切ですが、蹴るポイントに向かって加速するように素早く入る事が大切です。
ボールへの入り方(助走)
足の甲部分をボールに当てるためには、斜め45度からの助走が蹴りやすいです。正面からの助走の場合、インパクトの時に身体を横に倒す必要があり、難易度が上がってしまいます。まずは蹴りやすい斜め助走から始めましょう。
余計な力み
飛ばそうと思って、身体全体に力を入れすぎていませんか?助走の時は、足首も手もリラックスした状態で、最後蹴る瞬間だけ身体を固めます。
いかがでしょうか?最初は全部出来ないかもしれませんが、一つずつでも意識していけば必ずできるようになります。ぜひ試してみてくださいね!
それでは動画をご覧ください。