フィットネスの普及と共にプロテインの味の種類も豊富になりました。また、コンビニや外出先でも気軽にタンパク質を摂取することもできます。プロテインというとマッチョな人が飲むヤバイ飲み物というイメージから食品としてのイメージが少しずつ定着してきていると感じます。味の種類も豊富なので好みが分かれると思いますが、今回はプロテインの味と吸収率について説明していきます。
プロテインに甘い味が多い理由
プロテインの原料は牛乳です。牛乳には多くのタンパク質が入っていますし、糖質、脂質も含まれています。牛乳に含まれるタンパク質を純度高く採り出したものがプロテインです。
なのでプロテインに味をつける際には、牛乳に合いやすいチョコやバナナ、ストロベリー等の甘い味のプロテインが多くなります。なので柑橘系と牛乳は味の相性があまり良くないため、柑橘系のプロテインは珍しいと思います。
ペプチドは柑橘系、苦い味と相性が良い
プロテインは分解していくとペプチドになり、最後にアミノ酸になります。ペプチドはアミノ酸に近づくにつれて苦味が出てきます。この苦味は柑橘系の酸味と相性が良いです。なので市販のアミノ酸等も柑橘系の味が多く販売されているわけですし、アミノ酸は運動中に摂ることが多いので甘い味よりも柑橘系の方が飲みやすいです。苦味があるのでビターチョコなども相性が良いと思います。
ペプチドは分子量が小さく分解されているので、吸収のスピードも速く自分で咀嚼して栄養を摂ることができない病気の方にも使用することができるので、医療の現場でも活躍しています。
天然甘味料と人工甘味料の違い
正直、飲み慣れていない人がプロテインを飲むには甘味料を使用しないと飲みにくいと思います。人工甘味料を摂りたくないという人もいると思いますし、2023年7月にWHOの専門機関が人工甘味料の「アステルパーム」を発がん可能リストに追加したということで人工甘味料に敏感に反応する人も増えたと思います。
人工甘味料は少量でも甘味を感じることができるので余計なカロリーを摂らなくて済むのは良いところだと思います。天然甘味料は甘味が弱いため、甘味を求める場合カロリーを少し多めに摂らないと感じにくいです。
プロテインを水で割るか、牛乳で割るか悩む方もいると思いますが、水でも美味しく飲めるし余計なカロリーを摂らなくて済みます。牛乳の方が味は美味しく飲めると思いますが、そもそもプロテインの原料は牛乳を分解したものなので、、、。なるべく水で飲むことをおすすめします!
参照元:【理解が深まる】プロテインの味が分かればプロテインの事がよくわかる!甘くない方が良いプロテイン!?【新・バズーカ岡田チャンネル】 #バズーカ岡田