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周東佑京 投手の足下ではなく全体を捉える 盗塁の極意

周東佑京 投手の足下ではなく全体を捉える 盗塁の極意

本記事では、2020年パ・リーグ盗塁王に輝いた福岡ソフトバンクホークス所属の周東佑京選手の盗塁の極意を紹介します。2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本代表にも選出されており、周東選手の機動力が注目されています。

周東選手の一塁到達タイムは3秒69と球界トップクラスの瞬足を持ち、守備では内外野どこでも守れるユーティリティープレイヤーです。2019年のWBCでも代走の切り札として活躍し、大会の盗塁王を獲得しました。

周東選手が得意とする盗塁のポイントを参考にしてみてください。

ピッチャーの足元ではなく全体を見る

盗塁の指導を受けた経験のある方の中には「ピッチャーの足をよく見ろ」と言われた経験のある方も多いのではないでしょうか。投手が牽制をするときの初動は足の動きですが、周東選手は投手の足下ではなく、頭から足先までの全体を見ることがポイントと動画で紹介しています。

ピッチャーの全体を捉えることで「リラックス」しながらプレイできると言われています。足元だけに集中してしまうと体に余計な力が入ってしまい反応が遅れるため、盗塁成功のためには素早い反応と体の力を抜くことはとても大切なのです。

一般的にはピッチャーの足元を見てモーションを盗むことが推奨されていますが、スタートを切るのが遅いという選手は一度「ピッチャーの全体をみる」ことを取り入れてみましょう。

動画ではピッチャーの全体を捉えることだけでなく、3歩目でトップスピードにのってベースにたどり着くまで頭の位置を浮かせず、低い姿勢のまま走ることも重要であると紹介しています。頭の位置を低くすることは取り入れやすいことなので、練習の中で意識してみてください。

盗塁は投手だけでなく、捕手や野手にもプレッシャーをかけることができるので、チームの勝利に貢献できます。2023年WBCの強化試合で日本代表対ソフトバンクホークスの試合でも、周東選手の盗塁から得点に繋がる場面がありました。

周東選手は常に先の塁を狙っているため、スライディング後に立ち上がるスピードもとても速いです。そこも含めて動画をご覧ください。

【盗塁の極意】ホークス周東選手が語る。本多コーチも驚きの盗塁技術(夢スポ 2020年11月OA)

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