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守備練習 少しでも速く セカンドゲッツーは当て捕りで素早く送球

守備練習 少しでも速く セカンドゲッツーは当て捕りで素早く送球

過去にBSで放送していた野球番組を見ていたところ、題材が「ゲッツー」でした。元中日の立浪さん、元ヤクルトの宮本さん、中日の荒木選手という守備職人と呼ばれる名プレイヤーが揃ってゲッツーを解説してました。その時、荒木選手がゲッツーの極意としておっしゃっていたのが「球はグラブで掴まない」ということでした。

ゲッツーというのは0.1秒でも速く、捕ってから正確に送球する必要のあるプレイになりますが、セカンドのフォースアウトに入る際に荒木選手は、ボールをグローブで掴まずに当て捕りでボールを握りかえ、1塁に送球しているそうです。少しでもプレイを速くするためには掴む時間さえ勿体無いとのこと。さすが!としか言葉が出てこない上級レベルのプレイですね。

 

動画では、ゲッツーを想定して当て捕りで素早くボールを握りかえしている動画になります。動画の方はボールを全てグローブの「土手」に当てて処理しているようです。これから当て捕りを練習する選手は、まずは土手に当てて練習して問題ないですが、結局は自分自身で最適な当てる場所を探す必要があります。

筆者が知っている限りですが、土手で当て捕りをする選手もいれば、中指と薬指の間で当て捕りする選手もいます。グローブの型やその選手の当てやすさで、当てる箇所は選手によって異なると思いますので、何度も練習して自分の最適な場所を見つけてください。

また、いきなりグローブで行うのではなく、グローブの芯で捕球する感覚を養う当て捕り専用のグローブ「キャッチングマスター」を活用すると、より当て捕りの効率的な練習につながると思います。

 

小学生や中学生の選手がいきなり「当て捕りをしてゲッツー」なんて難しいと思いますが、0.1秒でも速く正確にプレイすることを目指すことはとても大事です。また、遊びの中で当て捕りを楽しむことも重要だと思います。遊びがいつしかスキルとして身に付いていることもあります。

動画を参考に練習してください。

 

動画引用元:クルーズより素早い握りかえ!? セカンドゲッツー時の握りかえ

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