緑黄色野菜のピーマンと、タンパク質が豊富なお肉の合わさったピーマンの肉詰めは、アスリートにとっておすすめの一品です。
ピーマンの肉詰めは、お弁当にもおすすめですよ。
今回は、その作り方の説明と栄養の解説をしていきます。
ピーマンの肉詰めの作り方
早速作り方をご紹介します!
工程は多いですが、そこまで難しくなく、簡単に作れますよ。
一度に何個も作って、冷凍しておいてもいいかもしれません。
その場合は、ソースをかける前のものを冷凍してくださいね。
材料
ピーマン:6個
合びき肉:300g
玉ねぎ:1/2個
パン粉:大さじ4
牛乳:大さじ3
にんにく:1/2かけ分(すりおろしておきます)
塩:小さじ1/2
こしょう:少々
サラダ油:少々
<ソース材料>
Aケチャップ:大さじ2と1/2
A醤油:大さじ1と1/3
Aみりん:大さじ1と1/3
作り方
- ピーマンを縦半分に切り、ヘタの真下に切り込みを入れ、ピーマンの種とワタを取り除きます。
切り込みを入れて種とワタをとることで、器の形を綺麗に残すことができます。 - ピーマンを並べ、茶こしなどを使って、小麦粉を全体に薄く振りかけます。
小麦粉がピーマンと肉のタネをくっつける糊の役割を果たします。 - 玉ねぎをみじん切りにします。
- ボウルに肉と玉ねぎを合わせ、塩、牛乳、パン粉、にんにく、こしょうを加えます。
- 白っぽく、粘りがでるまで、全体をしっかりと練り混ぜます。
- ピーマンに5のタネを詰めます。(少しこんもりするくらいの量)
- フライパンにサラダ油を薄く引き、中火にかけ、タネ側から1分程焼いて焼き色を付けます。
- 焼き色が付いたものから裏返します。
- 裏返してから、火加減そのままで30分程焼きます。
- 弱火に落として、蓋をして5分程焼き蒸らします。
- 透明な肉汁が出るか、串を刺して確認します。
濁った肉汁が出れば、まだ火が通っていませんので、追加で火を通しましょう。 - ピーマンの肉詰めをお皿に取り出します。
- フライパンを火にかけ、ソース材料(A)の材料を順に加えます。
- 混ぜ合わせながら、とろみが出るまで軽く煮詰めてソースを作ります。
- ソースを12にかけて、完成です。
ピーマンの栄養
ピーマンは、緑黄色野菜に分類される野菜です。
つまり、βカロテンが豊富に含まれています。
βカロテンは、抗酸化作用があり、活性酸素を除去するはたらきがあります。
アスリートは、激しい運動により活性酸素を大量に発生させてしまうので、抗酸化作用のある食品を積極的に摂りたいですね。
また、ピーマンはビタミンCやカリウムも豊富に含まれていることで有名な野菜です。
ビタミンCは免疫力を高める効果があると言われています。
また、ストレスへの抵抗力も高めてくれ、これは肉体的にも精神的にも作用します。
カリウムは、体内の水分量やナトリウム量(塩分)のバランスを取る役割があるため、むくみの防止に役立ちます。
これらの栄養素は、肉には十分に含まれていません。
肉とピーマンを一緒に食べることで、栄養バランスがよくなりますよ。
ピーマンは、1年を通して手に入りやすい野菜です。
ピーマンの苦みが苦手な方も、肉詰めにすれば食べやすくなりますよ。
汁気が少ないので、お弁当にもオススメですよ。
いいこと尽くしのピーマンの肉詰めを、ぜひ作ってみてください!
動画引用元:ピーマンの肉詰めの作り方