パラレルターンで急斜面を難なく滑り下りる技術を身につけたい、そのためにいろんな練習を行っているスキーヤーのみなさん。本気でスキーが上手くなりたかったら、”移動”をやめましょう!
スキー練習時には「落ち込んでいる所まで移動しましょう」「ここは移動で」とよく使われるフレーズですが、その時間はもったいなくないですか?
本記事では、本気で上手くなりたいスキーヤーへ送る「ライバルと差がつく移動をやめた方がいい理由」について、最後の動画をもとに詳しく解説していきます。
移動をやめた方がいい理由は”お金と時間の無駄”
ゴンドラやリフトで時間を掛けて上がって、練習する斜面までただ移動をする行為は、シンプルに考えて「お金と時間の無駄使い」だと考えます。
よく社会人でも「スキマ時間」を上手に活用しようと言う類の記事を見かけます。そのスキマ時間をうまく使う事で仕事の効率アップや、技能の習得に役立てる事が出来ます。
スキーでも、移動しているだけ=何もしていない時間、となってしまってはもったいないです。1回滑り降りるにあたって、ほんの数分ですが、何気なく移動している人と、何か意識して練習しながら滑っている人では圧倒的に成果が異なってきます。
まずは、この発想を持てるようになりましょう。
移動時間に差をつける練習メニュー
では、ライバルに差をつけるためには、この移動時間にどんな練習が出来るのでしょうか?
意識できる動きであれば、基本的になんでも可能ですが、例えばこんな練習が出来ます。
- ・基礎練習
- ・低速練習
- ・足裏の感覚を確かめる動き
特に、低速練習においてフルカービングの動きを入れてみることをお勧めします。スピードが出ていると簡単に出来ていても、緩斜面で板をズラさずに行う動きは、足元に集中しないととても難しいです。ぜひ試してみてください!
いかがでしょうか?「千里の道も一歩から」と言うように小さな積み重ねが大きな成果を生み出します。ちょっとした工夫で、ライバルに差をつけましょう!
それでは、動画をご覧ください。