今回はダブルスの前衛が上手く出来ないプレーヤーに向けて意識するポイントをご紹介します。
ポイントは3つ
- ・返球のコースを予測しながら動く
- ・自信がない球はネットで繋げる
- ・状況に合わせながら緩急を使い分ける
それでは順番に解説していきます。
返球のコースを予測しながら動く
相手プレイヤーのレベルによって返球のコースは何通りかありますが、その中でもストレートに返ってくるショットに関しては、なるべく前衛が触れるように立ち位置を少しストレート側に寄せます。
そうすることで相手に前衛がいることのプレッシャーを掛けることが出来ます。
後衛の攻めの球が良ければ、相手もストレートにしか返せなくなり、その球を前衛が上手く処理出来れば、こちらのポイントになるか、もしくはこちらが主導権を握った状態でラリーを展開することが可能です。
ゲームを進めていく中で、相手の返球のクセが分かってくると思いますので、ラリーが有利に展開出来るように立ち位置を調整していきましょう。
自信がない球はネットで繋げる
前衛がポイントを決めようと浮いた球をプッシュして、ネットに掛けてしまうのは1番避けたいミスです。
もちろん100%決めれる場合は、プッシュでフィニッシュして問題ありませんが、6〜70%の確率でならプッシュでフィニッシュ出来そうな場面であれば、欲を出さずにネットで繋ぎ、次の球を狙いましょう。
その分、ラリーは長くなりますが、相手がミスをする確率も高くなってくるので、結果的にポイントを獲得できるチャンスも増えます。
バドミントンは相手よりミスを少なくする努力をすれば結果的に勝ちに繋がります。いかに自分のミスを減らせるか、プレーを振り返って工夫していきましょう。
状況に合わせて緩急を使い分ける
このポイントの「緩急」はゲーム全体の流れでのことを指します。
最初から最後まで同じテンポではなく、テンポを変化させることで、ゲームコントロールしていきます。
実際にゲームをしているとテンポを上げないといけない場面、テンポを上げなくてもよい場面、あえてゆっくりのテンポにする場面があると思います。
タッチの速さやローテーションの頻度、相手の苦手なコースやプレイ、ペアの疲労度を考えてプレイ出来るようになれば、プレイヤーとしてのレベルも上がります。
実際にゲーム中に感じる場面もあると思いますので、ゲーム全体を見て自分はどうするべきか考えながら、プレイが出来るように練習していきましょう。
それでは動画をご覧ください。