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派手さより結果で語る男、小川航基 ― けがを越え海外で磨いた決定力 

派手さより結果で語る男、小川航基 ― けがを越え海外で磨いた決定力 

小川航基選手は、186cmの高さとゴール前の冷静さを武器にする日本代表のセンターフォワードです。オランダのNECナイメヘンで得点感覚を磨き、代表でも16試合11得点と高い決定力を示しています。派手なドリブルで魅せるタイプではありませんが、クロスに飛び込む動き、体を張るポストプレー、ワンチャンスを仕留める嗅覚は抜群です。サッカー世界大会で日本の攻撃を完結させる存在として注目されています。 

名前小川 航基 
読みおがわ こうき 
年齢28歳(1997年8月8日 )
代表選出回数初選出(A代表出場16試合、11得点 )
ポジションFW/センターフォワード 
代表背番号19 
所属クラブチームNECナイメヘン(オランダ) 
出身高校・チーム桐光学園高等学校 
出身地神奈川県横浜市 
身長186cm 
体重78kg 
プレーの特徴高さを活かしたヘディング両足のシュートポストプレーゴール前の嗅覚 

小川選手は、横浜港北SC、大豆戸FCジュニアユース、桐光学園高等学校を経て、ジュビロ磐田でプロキャリアを始めました。その後、水戸ホーリーホック、横浜FCを経て、現在はオランダのNECナイメヘンでプレーしています。JFAの選手名鑑でも、両足と高い打点のヘディング、味方を押し上げるポストプレーが評価されています。 


国内での実績

小川選手の国内キャリアで大きな転機となったのは、横浜FC時代の2022年です。この年にJ2得点王、J2最優秀選手賞、J2ベストイレブンを獲得し、「ゴールを取れる日本人ストライカー」として評価を確立しました。

ジュビロ磐田時代には大きなけがも経験しましたが、水戸ホーリーホックへの期限付き移籍で出場機会を増やし、守備やチーム戦術への意識も高めました。横浜FCでは、クロスに合わせるヘディングやゴール前での位置取りが磨かれ、海外挑戦につながっていきました。


過去の国際大会での実績

小川選手は、2017年にU-20世代の国際大会に出場しています。初戦で得点を決めるなど期待されましたが、大会中に左膝の前十字じん帯断裂と半月板損傷という重傷を負い、長期離脱を余儀なくされました。

A代表では、2019年のEAFF E-1サッカー選手権でデビューし、ホンコン・チャイナ戦でいきなりハットトリックを達成しました。2024年以降のサッカー世界大会アジア予選でも得点を重ね、JFA集計では代表16試合11得点という高いペースを残しています。


ずば抜けたプレーの特徴3選

1. クロスに合わせる「一瞬の消え方」

小川選手の最大の魅力は、相手DFの視界から一瞬だけ外れて、クロスの落下地点に先に入る動きです。単に身長が高いだけでなく、助走のタイミング、首の振り、体の向きがうまく、ヘディングでゴールを狙える形を自分で作れます。

2. ゴール前で慌てない決定力

こぼれ球やワンタッチシュートの場面で強みを発揮します。派手な突破よりも、「そこにいてほしい場所にいる」タイプです。ゴール前で最後に押し込むシチュエーションの際には、彼の姿を必ず見ることができるでしょう。

3. 味方を生かすポストプレー

前線でボールを収め、味方が攻め上がる時間を作れるのも小川選手の武器です。日本代表にはスピードのあるサイドアタッカーや2列目の選手が多いため、小川選手が相手DFを背負ってボールをキープできると、攻撃全体に厚みが出ます。


似たプレーの他国チームのライバル3選

1. バウト・ベグホルスト|オランダ

高さと勝負強さで流れを変える大型FWです。小川選手と同じく、試合終盤のクロス攻撃や空中戦で存在感を放つタイプです。

2. ユセフ・エン=ネシリ|モロッコ

高いジャンプ力とヘディングの迫力が特徴です。クロスに対する入り方、ゴール前での集中力という点で、小川選手と比較しやすい選手です。

3. ベンヤミン・シェシュコ|スロベニア

長身ながら機動力もあるストライカーです。小川選手よりも推進力のあるタイプですが、前線で的になり、少ないチャンスを得点に変える役割は共通しています。


エピソード ― 信念に裏打ちされる言動

小川選手は、言葉に強い責任感を持つ選手として知られています。横浜FCからNECナイメヘンへ移籍する際には、日本に戻るときは『日の丸を背負って帰ってくる』という言葉を残し、その後、本当に代表入りを果たしました。普段の取材でも「したい」ではなく「する」と言い切る姿勢が紹介されています。

一方で、オフの過ごし方にも気を配るタイプで、水戸ホーリーホック時代には体のケアだけでなく、趣味の釣りで気持ちをリフレッシュする大切さも学んだとされています。勝負師のような強い言葉と、自然の中で気分転換する素朴な一面のギャップが、親しみやすさにつながっています。


今大会のこれまでの結果と今後期待される活躍

6月15日のオランダ戦では、日本代表は2-2で引き分けました。小川選手はこの試合に出場し、得点にはならなかったものの攻撃面で存在感を示しています。

今後期待されるのは、サイドからのクロスに合わせる得点、相手DFを背負ったポストプレー、そして試合終盤の勝負どころでの一撃です。日本代表が接戦を勝ち切るためには、彼のワンタッチ、ヘディング、ゴール前の嗅覚が極めて重要なピースになります。

がんばれ、小川航基選手!がんばれ、SAMURAI BLUE!!

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