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ランナー必見 股関節の可動域を広げるストレッチ

ランナー必見 股関節の可動域を広げるストレッチ

特別な器具が必要なく、動きも難しくない、誰でもいつでも始められるランニング。健康志向の高まりから、ランニングブームが到来して久しいですね。ランニングシューズも多種多様になり、ランナー向けのサービスも充実してきています。

街中でランナーもたくさん見かけるようになりましたが、よく見ると一人ひとり走り方が違いますよね?走り方でランナー歴が見えてくるような気がしませんか?
ランニング自体はシンプルな動きですが、だからこそ自分の身体のクセなどが見えやすい。
どうせ走るなら、格好よく楽に速く走りたいですよね。

今回は、ランナーのためのストレッチをご紹介します!

股関節可動域アップが故障を減らす鍵

より楽に走るためには、関節の可動域をアップさせること!
ランニングに特に関わってくる関節は、股関節です。

身体は全身繋がっています。関節の可動域が狭いと、そこが動かない分を別の場所で代償します。そうするとその代償している別の場所が疲れてしまって、筋肉がかたくなったり、ケガをしたりと不調が出てきやすくなります。

ランニングで多いのは、足底腱膜炎や膝痛、腸脛靭帯炎などです。原因は様々ですが、関節が本来担っている役割をしっかり果たしてくれれば、こういった故障を起こすリスクは格段に下がるでしょう。

走る練習自体ももちろん大切ですが、同じくらい身体のケアも大切していきたいですね。

可動域がでればよいというわけではない!

では、可動域が上がれば上がるだけよいのか?と言うとそうではありません。

関節は、本来動く範囲が決まっています。この範囲を越えて動けてしまう場合もケガをしやすくなります。

また、特に女性は関節がゆるい人が多いです。イメージしてみて下さい。もともとゆるい関節をさらにゆるめて動く範囲を広げるとどうなるか。

実は、身体のコントロールがすごく大変になるのです。つまりは余計に疲れやすくなる可能性があります。

股関節の正常可動域は、膝が伸びているかどうかや、他動なのか自動なのかなど、条件によって異なりますが、膝が伸びた状態で、且つ自力で動かした場合の股関節の前後の可動域は、

屈曲(脚を前に上げる動作)は約90度
伸展(脚を後ろに引く動作)は約20度

走っている最中の自分自身の可動域が正常かどうかを見極めるのは、なかなか一般の人には難しいかと思いますので、まずは立位での可動域を確認してみて下さい。

また、自分自身の感覚も大切にして欲しいです。何度も走っていると、調子の良し悪しを感じられるようになると思います。ストレッチを日常的に取り入れた後、走り方や感覚がどのように変わるか。その辺りの感覚もしっかり確認しながら走りましょう!

ストレッチは毎日コツコツと!

股関節周りにはたくさんの筋肉がついています。その筋肉のバランスが崩れると、可動域の制限が出てきやすくなりますので、股関節を色んな方向に動かすストレッチを数種類行い、股関節周りまんべんなくストレッチをかけていきましょう!

股関節の可動域が狭いと感じる人は、是非毎日ストレッチを行ってみて下さい。これまで何年間もかけてかためてきた筋肉です。そう簡単に柔らかくなってくれるわけではありません。結果を急がず、気長に毎日コツコツ行っていきましょう!

それでは動画をご覧ください!

股関節の可動域UPで走りが本当に変わります!

ランナーにはこちらの書籍もおすすめです。ストレッチを行い怪我を予防しましょう。

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