今回は前回に引き続き肩こり改善、解消にオススメのヨガポーズをご紹介。前回の「猫の伸びのポーズ」よりほんの少しだけ難易度が高い「針の糸通しのポーズ」についてです。
厚生労働省の国民生活基礎調査(平成28年度)によると、肩こりは女性の日常生活で症状があるものの中で1位です。(男性は2位)それだけ、悩んでいる人が多い症状となります。人間の頭の重さは約6キロ。そんな重い頭を支えている首や肩はどうしても負担がかかります。
猫背や、運動不足、仕事などで同じ姿勢でいる時間が長い方は肩こりが気になるかもしれません。背中の筋肉、肩甲骨周りの筋肉、腕から肩につながる筋肉、これらは日常ではあまり動かしません。ヨガでここを動かし、筋肉を緩め血流をよくして肩こりを解消していきましょう。
針の糸通しポーズ の効果
- ・肩こり改善
- ・背中をほぐす
- ・リラックス効果
- ・背中・腰のストレッチ効果
- ・背骨の歪み改善
- ・心身のリフレッシュ
針の糸通しポーズのやり方
1.四つ這いになる。肩の下に手のひらをパーで広げ、骨盤の下に膝がくるようにし、足の甲は寝かせる
2.左手を掌一枚分前にだす
3.左の脇の下に右手を通す
4.頭(右のこめかみ)を床につけて左手を天井へ向けて広げる
※左手を天井に上げるのが苦しい場合は、顔の横に手をおいたままでもOK
5.このまま5呼吸
6.元の体制に戻り、逆側も行う
ポイントと注意点
骨盤、お尻の位置が横に向いたり傾いたりしないように、最初の位置(膝の上)にくるように注意しましょう。
手を天井に伸ばした時は手の先の天井を見ていきます。心地の良い範囲で胸を広げることで呼吸も深くなります。腕を上げることに意識を向けすぎないで、胸の広がりに意識を向けて行ってください。
では動画を見ながら「針の糸通しのポーズ」をしてみましょう。