オフチャロフ選手がバックハンドサービスが好きな理由として、卓球台全体を使う事が出来る点を挙げています。
強い上回転サービスを低く短く出せると相手はレシーブを短く抑える事が難しく、上回転での返球が増えるため、それを想定した返球で相手にプレッシャーをかけることが出来ます。
サーブからの流れで3球目まで考えておく事で、一段階上がった卓球が出来ます。
今回は2018年には世界ランク1位となったオフチャロフ選手の解説動画をもとに「バックハンドサービスからの3球目」について詳しく解説していきます。
①フォア前の上回転サービスから
- フォア前への上回転SV
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- ミドルにフリック
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- バックハンドドライブ
回り込むフォアハンドに比べて、バックハンドはその姿勢のまま打てるので容易です。そのため、3球目はバックハンドで打つようにしています。
- フォア前への上回転SV
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- フォア側にフリック
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- フォアハンドドライブ
このパターンはサーブ後、そのままの流れで打てるためチャンスです。
②フォア前への横下回転サービスから
- フォア前への横下回転SV
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- ミドルにストップ
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- ①チキータ ②ダブルストップ ③バック側にツッツキ
相手のストップが高かったらチキータなどで上回転ラリーを展開します。相手の返球が低い場合は、ダブルストップか低くて速いツッツキで返します。
③ロングサービスからの3球目
- クロスへの上回転ロングSV
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- クロスにドライブ
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- 早い打球点を捉えてバックハンドドライブ
多くの選手は、ロングサービスを相手を驚かすために使います。私はそれだけでなく、連打する練習をしています。ロングサーブを読まれて良い返球が来た際でも対応出来るようにするためです。
- ストレートへの上回転SV
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- クロスへドライブ
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- 早い打球点を捉えてフォアハンドドライブ
④ロングを意識させたショートSVからの3球目
- ロングSVに見せかけたショートSV
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- ツッツキ
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- 台上フォアハンドドライブ
ロングを待っている場合、短いサーブを見てから動きハーフロングのツッツキをしてきます。それを台上で仕留めるようにしています。
いかがでしょうか?バックハンドサービスからの流れを考えてバリエーションを増やして戦いましょう!それでは動画をご覧ください。